2002/04/05(Fri)
痛い痛い痛い
かなり生々しい映像でも大丈夫なほうだけど,どうもDiscovery Channelの医療モノ番組はえぐすぎて,やばい。
緊急救命室に運ばれる交通事故患者のボロボロに「壊れた身体」は正視に耐えない。事故った車から放り出されて地面にたたきつけられた女性の胃が,横隔膜を突き破って,あっちゃいけないところにあったり。diaphragm=横隔膜という単語が記憶に焼き付く。
高さ15メートルの陸橋から飛び降りた馬鹿の足首は,腫れてるとかいうレベルじゃなくて,壊れてる。背中から骨が出て来るんじゃないかというほど,背中が変形してる。ひぇ。
銃創から脳味噌がはみ出してる患者も運ばれてくる。脳味噌を削り取っちゃったよ。うがぁ。
文字通り痛いし,見ていてちょっと気分が悪くなる。それでも好奇心が勝ってしまう。
2002/04/09(Tue)
トイレで取った電話
とあるアジア系レストランのトイレの個室で壁一面に描かれたジャングルを眺めていた。草木の陰から,いくつもの目がこっちを見てる。落ち着かないトイレだなぁなどと思ってたら電話が鳴った。出る気はなかったけど,いちおう誰だか気になってポケットから引っぱり出した。つまみ出したとき,どうもアンテナを引っ張ってしまったらしく,「通話開始」という表示。仕方なく答えてみた。
「どうもっ,久しぶりっ」。聞き覚えのあるようなないような声。「元気? あたし,xxですっ」。びっくり。ノースカロライナにいるはずの友達。「あれ,いまどこ?」と,思わずぼく。「え,USだよ」。うーむ,アメリカから日本のトイレの中に電話をかけられる時代になったんだね……。驚いた。テクノロジーってすごい。
別にやましいところはない。でも,なんだかセックスの最中に思わず取った電話がオフクロからだったときのような,とてもマズいタイミングのような気がして,あわてて「またメールするよ」と話を切り上げる。悪いけど,ぼくはウンチしてるのだよとは言えなかった。その音を聞かせる勇気もなかった。いや,勇気の問題じゃないか。
ポストに税務署からのお知らせ葉書。税務署からの知らせなんていいことがあるわけないと思ったけど,そうそう還付金。戻ってきました雀の涙。
2002/04/15(Mon)
19インチディスプレイの画面は広い!
まとめて自宅のパソコン環境の話。
知り合いに譲ってもらって,自宅のディスプレイが17インチから19インチに。憧れの19インチ! かつてなら欲しくても買えなかった19インチが中古とはいえ3万円だなんて。1つ世代が古いけど,天下のナナオです。ナナオの19インチが3万円。17インチディスプレイを10万円近く出して買い求めたころからは隔世の感がある。
で,19インチというのは,でかい。重たい。ぎりぎりラックに収まったけど,キーボードを叩いていると,重みでラックがやや揺れる。ちょっと気になる不安定さ。要ポジション調整。
画面が広い!! 広い,というのは情報量が多いという意味でも。あこがれの1600×1200ドットはやっぱり快適だ。会社では17インチの液晶を使ってるし,液晶も悪くないなぁとは思うけど,しょせんノートPCが機能面でデスクトップにいつまでたってもかなわないのと同じように,液晶ディスプレイは価格対機能でディスプレイには当面かなわない。
悲しいのは,かなりゴーストが出てること……。そうなのだった,いま使っているJustyのPC切替器は1600×1200ドット表示は非サポートなのだった。ああ,悲しい。BNC,D-SUBの2系統があるので,ちゃんと2台のPCの画面出力は個別にディスプレイに突っ込んで,PC切替器はキーボード&マウス切替器としてだけ使うのが吉なのかも。
アイ・オー・データのTVキャプチャーカード「GV-BCTB5/PCI」(売価1万5000円)を入れてみた。これは良くできてるかも。画質はSKnetの「MonsterTV」のほうが良かった気がするけど,ソフトの作り込みとか,マニュアルの出来とか,やっぱりアイ・オーのほうが数枚上手という印象。テレビ画面の表示サイズが3種類固定(全画面・標準・縮小)というのがイタダケナイけど,それ以外は今のところ満足。驚いたのは,キャプチャカードからサウンドカードにオーディオを入れるのに,いわゆるオーディオCDケーブルが使えること。これはCD-ROMドライブで普通のオーディオCDを聞くときにケース内部でドライブとサウンドカードをつなぐために,サウンドブラスターなんかに付いてたもの。デファクト・スタンダードとも言えるサウンドブラスター互換の端子が,ぼくの使ってるGigabyteのマザーボードにも載っている。今さらCD-ROMドライブで直接音楽を鳴らすことはないし,これは結構すごいアイデアだ。
MonsterTVのようにキャプチャカードのLine-out端子から,サウンドカードのLine-in端子まで,グルリとPCの背面外部を短いケーブルでつなぐのも,まあ正当なやり方だけど,それだとビデオデッキなんかの外部AV入力のオーディオをどうしてくれるんだって話になってしまう。これは,コンポジット出力でしかCATVチャネルを見れない,ぼくみたいなCATVユーザーには,非常にクリティカルな問題だった。地上波を見るにはアンテナ経由,CATVチャネルをを見るにはコンポジット入力と,2系統が混在している環境では,オーディオ入力が1種類では困る。MonsterTVのときには地上波はあきらめてしまっていたけど,これでまた地上波も見てみようという気になるってもの。もっとも,「テレビは日本語では見ない」というのが基本ポリシーなので,そうそう見るつもりはないけど。
いや,普通の地上波って,見ていてあまりに時間の無駄という番組が多いので見たくないけど,だからこそ逆に,「EPGで手軽にパソコンで録画予約」ってのができるといいということかも。本当に見たい番組だけをクリックすればいいし,つまんなかったら即HDDからデリートすればいいだけだし。
ディスプレイが2台になったので,Windows 2000マシンにビデオカードをもう1枚さして,デュアル・ディスプレイにしようかと。そうすればLinuxを使ってるときでも,Windows側のテレビ表示を17インチ側で見れるようになる。
Windows 2000にささっているAOpenのGeForce2 MX200のカードには,実はTV-outがあって,コンパネを良くみると,D-SUBとTV-outの2つの出力をあわせてデュアル表示ができるらしい。ということは,「テレビ−19インチ−17インチ」と3つ並べてトリプル・ディスプレイ(つまり,横4000ドット×縦1000ドット表示のWindows)なんてことも可能かも。TV-outのブラウン管表示でWebブラウジングなんてしたくないけど,PCで表示してるテレビの画面を,もっかいテレビに戻すだけなんだから,ちっとも問題はなさそうな。
そこまでやると,すごいオタクな環境だ。実際オタクを指向しているからいいんだけど。しかし,人間の目の数は,だいたい2個と相場が決まってて,ふつうあまり増えたりしないのに,一体そんなに表示機器に囲まれてまで何を見るって言うのか。やや哲学的疑問にふけってみたり。
回線の話。ネットのラジオを聴いていたら,ふと音楽がとぎれた。見ると,いきなりPPPoEが落ちてて,再接続を試みてもだめ。以前にも1度あった,DSLのトラブルかとため息。DSLモデムのランプを見る限り,ちゃんとリンク・アップしてるので,局舎までの間にトラブルはない。物理的なトラブルじゃなさそう。東京めたりっく側の機器の問題か……。
1日放っておいても変化なし。しょせん,いずれは潰れる運命にある東京めたりっくだしなあ,なんて思ってたけど,どうもヘン。会社からアクセスしてみた東めたのWebページには,それらしき障害情報がない。さすがに24時間以上も経過して報告なしってことはないはず。
帰宅して試しにハブを外してモデムとPCを直結してみたら,なんだ,ちゃんとつながる。DSLのトラブルじゃない。……,てことはスイッチング・ハブ。LAN内の通信に問題はないので,どうやらハブの「カスケード用ポート−その他のポート」がいかれてしまったということらしい。そんなことってあるんだろうか。この手の電子デバイスって,5年とか10年とか平気で動く,ほとんど半永久的に壊れないものっていう気がしてたけど。まあ確かにさわってみると,いつも40度〜50度ぐらいの熱を持ってて何となく不安には感じてたものだけど。
5000円も出せばお釣りがくるとはいえ,今さらスイッチング・ハブなんて買いたくないなあと,ややウツな気分になってたけど,考えてみたら,カスケードポートが壊れてるだけなのだから,そこを使わなければいいわけで。
もともとLinuxには2枚NICがささっていて,いつの間にか1枚でPPPoEとLAN接続の両方をやらせるようになってたけど,それを別々にしてしまえば,割とふつうのIP Masqueradeっぽい環境に戻せる。つまり,DSL-->HUB-Cascade-->Linux(NIC1)<-->Windowsという構成を,DSL-->Linux(NIC1)<>Linux(NIC2)-->HUB-->Windowsという構成に変える。
と,気づいて,早速ケーブルをさしかえる。/etc/ppp/peer/metallic あたりにある,pty "pppoe -I eth0 -T 80 -m 1452" という行のeth0をeth1に書き換えて,PPP接続。ふむ,問題なし。
2002/04/20(Sat)
注射器
1カ月ほど前,Yahoo!オークションで,非常にアヤシイ感じの人から,「ちょっとしたお礼」として注射器が届いた。最初,ポンプを送りますというから,なんのことかと思ったけど,テルモシリンジという医療用の,ちゃんとした注射器。
封筒に2本入って届いた。ガンマ線殺菌されてるらしい。用途がわからんのですが? と,メールで聞いたら,こんな答え。「アトマイザー(霧吹き)へ香水を移し替えたり,植物に養分を注入したり,疲れたときに自分に……,は注入しません。くれぐれも人体には使わないでくださいね。いや,タイからいろいろ持ち帰る知り合いがいますが,感心しませんね。違法です」。
メールをやりとりしている段階から,そんな調子だったので,注射器の封筒には白い粉が入ってることを期待したけど,送られてきたのはただの注射器。とりあえず,お風呂グッズにして,水鉄砲遊びしてみたけど。
まあ,顧客となりうる人をフィルタリングしてるってことでしょう。かなり,不用心な気もするけど。
もし白い粉が入ってたら,とりあず水にといて,職場の隣の席で疲れて眠りがちな後輩に,ズブッとさして,果たして本当に元気になるのかどうか見るつもりだったけど。
薬がほしい。狂ったように元気が出る薬。エチルアルコールはダウン系だから,だめなんだよな,結局。
2002/04/27(Sat)
吸収可能速度
取材テープを聞き返していて気が付いた。ぽつぽつと発言を拾ってタイプしながら,倍速で聞いても当たり前のように理解できる。テープレコーダの機能の制限で実際には試せないけど,さらに倍でも理解できる気がする。つまりスピードに関して2〜3倍のマージンがある。
しかるに英語。ぼくの今の absorption threshold は160wpmあたり。ようやく日常会話の平均速度をようやく超えたかなという感触。テレビドラマの会話も,スピードが原因で聞き取れないという場面がほとんどなくなったけど,これは本当に最低限の速度なんだな,きっと。
数字をあらっぽく換算すると,400wpmあたりが,ぼくの日本語の absorption threshold かもしれない。その差は歴然というか,愕然。
まじめに文字を追う読み方でも,日本語なら少なくとも1200字/分と,一般的な会話速度とされる400字/分の3倍の速度で読めるから,そういうことなのかもしれない。
2002/04/28(Sun)
Szilassi polyhedron
深夜の編集部。編集長が紙でできた,奇妙なピラミッドを持って,なにやら話してる。なんだろうと思って近づくと,それはなにやら80年代に数学者によって発見された,ある驚くべき性質をもった多面体なのだという。インターネットで拾った展開図を厚紙に印字して,実際にこさえたものを,編集長は手にしていた。
ヒントなしに,その立体の驚くべき特徴というのがわかったら結構すごい,というので,ムキになって考えてみた。手にとって,ひっくり返したり,のぞきこんだり。それはテトラポッドのような,むかし懐かしいルービックキューブの三角形版のような,不思議な形をしていた。ちょうど,まんなかあたりに穴があいていて,エッシャーの絵に出てきそうなもの。
「この立体の,すべての面に平行などんな面で切っても,必ず切り口は……」と適当なことを言ってみても,ぜんぜんそうじゃない。「これはね,7面体なんですよ」というヒントを得て,しばらく眺めていて気づいた。なんと,7つのすべての面が,ほかの6つの面と必ず接している! なんじゃこりゃ。すごい気がする。すごくない気もする。
それは発見者の名前をとって,Szilassi polyhedron と呼ばれる。一体それがどんな立体であるのか気になる人は,カット&ペーストして検索してください。ちょっと不思議な立体です。手短に言うと,正四面体を4回ぐらい違う角度からスパッスパツと切り刻んで,中心部分,リンゴでいえば芯の部分を捨てて,バラバラになったパーツをまた1個にまとめたようなモノ。トポロジー的には単なるドーナツ形。
IQパズルっぽいので「なんかメンサの問題に出てきそうですね」とコメントしたら,意外にも編集長はメンサの存在を知らなかった。日本ではあまり知られてないけど,メンサって,イギリス発祥の,人口の2%に相当する高いIQを持つことだけが入会条件というキチガイ集団。国籍も民族も,年齢も性別も無関係。人口の2%というのは,テストの種類によるけど,IQ130〜150という数字。
で,久しぶりに mensa.org のページを見て japan のところをみてみた。どうも日本のメンサもそれなりに活動してるらしいことが判明。前にメールを送ったときは返信もなかったけど。あっ,なんだ入会テストって赤坂でやってるんじゃん,しかも昨日。ふーむ,そうなのか。
NISHIMURA Ken <nis@bigfoot.com>