the other side of my days
ご意見,ご感想,ごいちゃもんなどございましたら
NISHIMURA Ken <nis@bigfoot.com>まで。


2000/04/01(Sat) ご報告
2000/04/02(Sun) 3食
2000/04/03(Mon) おやじの4月
2000/04/05(Wed) 好調
2000/04/06(Thu) axiom of choice
2000/04/07(Fri) つぼ八
2000/04/08(Sat) おシャカさまの誕生日
2000/04/09(Sun) 風邪なのに快眠
2000/04/10(Mon) 20世紀という時代
2000/04/11(Tue) 禁酒
2000/04/12(Wed) ペンフィールドのホムンクルス
2000/04/13(Thu) 幻覚にはリアリティがないと思う幻想
2000/04/14(Fri) ちょっとデニろうか
2000/04/16(Sun) 秋葉原
2000/04/17(Mon) GIMPすごいぜ
2000/04/18(Tue) 買ってしまった
2000/04/19(Wed) 愛してると言えるのか?
2000/04/20(Thu) 4歳のときの恋は初恋じゃない
2000/04/21(Fri) ソワソワ金曜日
2000/04/22(Sat) ドライブ日和
2000/04/23(Sun) 中途半端
2000/04/24(Mon) 深夜帰宅
2000/04/25(Tue) やったね,ケンちゃん
2000/04/27(Thu) 苦しい
2000/04/30(Sun) ひょっとして


2000/04/01(Sat)

ご報告

結婚することにしました。人生に必要なのは決断です。しがらみのない人生なんてシャーレの中で培養される細菌のようなもの。現実の中で人生を生きることが肝要です。
生まれて来なければ苦しむことはなかったでしょう。でも,生まれて来なければ喜びもまた知り得なかったのです。結婚しなければ,家庭のことでわずらわされることはないでしょう。経済面での悩みも少ないでしょう。でも,結婚しなければ,深い絆で結ばれた愛情や,人生の喜びもまた知り得ないわけです。
常識的に考えれば人生に意味なんてないけれど,人生にいかなる意義も拒むということと,人生は生きるに値しないと考えることは別なのです。結婚なんていまさら奇妙な制度にも思えるけど,だからといってすぐに,人生で1度も結婚しないほうがいいという結論にはならないはずです。
そんなわけで,ぼくは10年以上繰り返して来た主張をあっさり翻して,結婚してみようと思う。

理屈をこねくりまわせばホントっぽく聞こえるかしら。人様より1日遅れでサエないエイプリルフールをやってみるんだけど,毎年,今年こそと思ってる割に凡庸なネタしか出て来ない。もちろん結婚する相手なんていないし,する気も全然ない。

4月1日,春も近い土曜日だというのに,今日も仕事。

2000/04/02(Sun)

3食

このところ1日3食。そうじゃないかと思って久しぶりに体重計をひっぱりだしてきて乗ってみたら4kgも増えてた。ベスト体重より7kgも重い。やばいかも。

朝帰りだもん。腹も減るよ。仕事,終わる気配なし。あぁ。

2000/04/03(Mon)

おやじの4月

「エイプリルフールなんてオヤジだけよね,あんなの。いまさら喜ぶの」と言われてしまった。ふーんだ。オヤジだ,オヤジ。いーのだ。でも,なーんだ,4月1日ネタにひっかかった人,いるんじゃん。

やっぱり仕事はメリとハリだ。夜10時から朝8時までが一瞬に感じられるほど集中して仕事。夢中になってできるときって,ホントに楽だね。充実感もあるし仕事が楽しかった。相変わらず左手の小指が痛くてしょーがないけど,原稿を書くのがなんとも楽しい。
ぐーんとはかどって,気も楽になった。今月の仕事のオシリも,そろそろ見えて来た。

2000/04/05(Wed)

好調

今日(という言葉で1日をふりかえるとき,それが指しているのは,いったいどういう時間単位なのだろう……。もちろん最後に起きてから寝るまでだよね)は,今日で,絶好調で仕事がはかどってしまった。音をたててバリバリと原稿執筆も入校も進む。うーん,けっこう良い記事になったんじゃないかと思うと,なんだかニンマリ。いつもなら,へろへろで憂鬱な時期なのに,今月は,すごく元気。
調子良く仕事をする合間に,編集部の後輩と長い夜食へ出る。しゃべりまくる。しゃべりまくってるうちに,言わなくてもいいことを次から次へとしゃべってしまう。
ぼくは少し躁鬱気質があって,いま軽躁状態にあるんじゃないかと思う。でも,もしそうなら,死ぬまで今の状態が続いてくれればいいのにとも思う。

2000/04/06(Thu)

axiom of choice

選出公理あるいは選択公理。前に気になっていた選択公理だけど,大学1年生のときに買った『集合・位相入門』に,ずばり書いてあった(のが分かるのは,大学の教科書類が捨てられないでいるからなんだけど)。300ページほどの教科書だけど,その47ページ目,その気で読めば,1日目にたどりつくような頭にあるわけじゃん。なんでぼくは,大学生のときに,この本を読まなかったんだろう。でも,あんまりおもしろい書き方をしていないんだよな。

2000/04/07(Fri)

つぼ八

夜10時。もう仕事はほとんど終わってて,後は朝方に出て来る校正を見て,戻して,さらに確認してっていうだけだから,土曜日の夜には終わりそう。会社で待ち時間をつぶすのもなんだかむなしいので,さっさと帰る。
帰宅してすぐに電話が鳴る。「電話くれたぁ?」「うん,電話した」。
12時ごろ,仕事がえりの同期の友達と待ち合わせて,西永福のつぼ八でビール。西永福って夜は結構さびれた街なんだね。つぼ八ぐらいしかやってる店がないじゃん。

鼻風邪を引いてしまったようだ。

2000/04/08(Sat)

おシャカさまの誕生日

もうひと息だ思っていた仕事が,けっこう待ち時間が長くて終わらず。昼前に出社して結局深夜の2時までかかった。それでもまだ明日,日曜日も出勤だ。はぁ,つまらん週末だ。風邪がひどくなって,熱っぽい。軽躁状態かと思ったばかりなのに,元気ゼロ。
『キリスト教2000年の謎』(小坂井澄著),読了

2000/04/09(Sun)

風邪なのに快眠

昼前に起きる。風邪がひどくなっていたので,電話で会社から呼び出しがあるまで寝床で過ごすことに。どんなにひどい二日酔いでも,どんなに風邪で熱が出ても,あるいは伝染病にかかってさえも(かかったことがあるんです,3カ月間隔離されるほどの),食欲と性欲だけは衰えたことがないぼくにしては珍しく,あまり食欲がない。ちょうど節食をはじめようと思ってた時期なので,何も食べなくてもいいかと思う。風邪という状況を考えると,自分でもむちゃだなとは思いつつ。
「食後30分以内に服用せよ」というただし書きのある風邪薬を空腹で飲めば,さぞ効くんだろうなぁと思いながら,パブロンを飲む。風邪薬を飲むことに,まったく抵抗感がない自分にちょっと驚く。
あれこれ枕元の本をかき集めて眺め始めると,すぐに眠気が襲ってきた。読み始めた分析哲学の入門書が,出だしの章からさっぱり意味不明な用語の連続だったのが良かったらしい。あっという間に寝てしまう。
風邪薬のおかげか,久しぶりにぐっすり眠れる。鼻がずくずくいうし,寒気と熱っぽさが交互にくるし,明らかに症状は風邪なんだけど,こんなに気持ちの良い眠りは年に1度あるかないかというほどの快眠で,気分的にはぐっと元気になる。
夕方に目がさめても,まだ眠い。この際,体力が回復するまで徹底して寝てやろうと決心。とっくに寝足りた感じはあったけど,まだ眠れるという確信もあったので,さらに寝る。時間的に寝ていられることの喜び。体力的に眠れることの喜び。精神的な不安もなく眠れる喜び。眠ることがむなしくない。
18時を過ぎたころに電話の呼び出し音。まだ眠りの幸せをむさぼれそうだったけど,さっさと起きて出社。やっぱり外に出ると悪寒がひどい。

2000/04/10(Mon)

20世紀という時代

風邪治らず。たぶん熱もけっこうある。朝食だけ食べて,後はひたすら寝床で過ごす。何時間寝たのか,何時間目がさめていたのか,さっぱり分からない。たぶん,脳味噌が腐るぐらいは眠ったはず。

今年頭に上下巻2冊で出た『100人の20世紀』(朝日新聞社)の,なぜか下巻だけを読む。つくづく,20世紀という時代のおしりに,ぼくは生まれて育ったんだなと思った。みんな名前は聞いたことあるし,ナニモノかは分かっても,リアルタイムでニュースに接していないと,その息づかいのようなものは知らないものだ。政治家,芸術家,経営者,発明家,女優,スポーツ選手,革命家,科学者,文学者……。意図的に人間くさい面に光りをあてて取材していて,それが,どうも陳腐なヒューマンドラマの型にハメようとしているのが見えすいてるようで鼻につくこともあるけど(なんかね,朝日っぽい), 1人あたり8ページやそこらでよくこれだけまとめたものだと思う。もとは朝日新聞の日曜版に連載されていたもので,たまたま目にした新聞で読むにはいいかもしれないけど,一気に読むものじゃないね。20世紀に巨大な足跡を残した50人の人生を,パラパラ漫画で読もうなんて間違いだ。

2000/04/11(Tue)

禁酒

まだ熱っぽくて,よっぽど今日も休もうかと思ったけど,いちおう昼ごろ出社してみた。予想どおり人が少ない。会議でぽろぽろしゃべって,その後,仕事をする間もなく,すぐに会社全体の集会があるというので出てみた。眠い。

2000/04/12(Wed)

ペンフィールドのホムンクルス

神経科学者,ラマチャンドランが書いた『脳のなかの幽霊』を読んだ。なんなんだ,この面白さは。脳みそに,ざっくりメスを入れられたような薄気味悪いほどの洞察力。常識を次々とひっくり返すごく単純な説明と,簡単なテスト。読みながら,自分の頭をかち割って,脳みそを電極で刺激してみたくなった。側頭葉が気にかかる。

2000/04/13(Thu)

幻覚にはリアリティがないと思う幻想

『野獣系でいこう!!』(宮台真司),読了。この人,鋭いかもしんないけど,なんかカッコ悪い。ぼくはこの人の戦略は嫌いかもしれない。
それより,昨日読み終わったラマチャンドランの本のことをメモ的に書いておこうと思ってたんだ。
事故で失った手足を,リアルな存在としてまだあるものだと感じる「幻肢」という現象をとおして,人間の身体イメージと脳の働きの関係を論じ,ごく簡単なテスト(2人人間がいれば道具もなしにできるようなテスト)で,おどろくような身体イメージの拡張や錯覚がもたらされるという結果から,ラマチャンドランは言う。
これらの実験は,まったく反対のことを示唆している----,あなたの身体イメージは,持続性があるように思えるにもかかわらず,まったくはかない内部の構築であり,簡単なトリックで根底から変化してしまう。身体イメージは,あなたが自分の遺伝子を子どもに伝えるために一時的につくりだした外形にすぎないのだ(p.98)。
車を運転するとき,ドライバーの身体感覚は,車と一致し,肩幅は車幅にまで広がるのだとは良く言われるたとえだけど,ここでいう身体イメージは,もっとリアルな感覚をともなうもので,たとえば机が自分の身体の一部と言う錯覚を持った場合,いきなり金づちで机を強打されるとビックリして飛び上るぐらいのもの。そういう拡張された身体イメージというのは,実際の肉体がもたらす身体イメージと,実はまったく区別ができないんじゃないかという話。脳は,感覚器官からの入力を総合し,統計上「これは自分の身体と考えたほうが合理的だ」という判断をくだし,時々刻々,身体イメージをつくり出しているという。そのカソ性というのは,神経科学の常識を裏切るほどのものだという。
脳機能にさまざまな障害を持った患者の観察から,自己の一貫した「意識」さえ,それは実はとてもあやうい土台によっているのだとも指摘する。
哲学者は何世紀ものあいだ,私たちの存在について確かなことがあるとすれば,それは「私」が空間と時間のなかで持続する,一人の人間として存在するという単純な事実であると論じてきた。だが,アーサーの事例は,この人間の存在の基本的な土台にさえ,疑問を投げかける。(p.224)
ラマチャンドランの語り口はユーモアたっぷりの楽しいもので,実際のところ,上に引用したのはむしろきわだってラディカルに見える部分。とはいえ,この引用に見られる主張,「あなたという存在はあなたが思っているほど,明確に定義できる外形を持ち,一貫した意識を持った存在ではないのだ」というのが,この本の通奏低音には違いない。
常識的に考えればおかしなことを言ったりやったりする,いろんなタイプの精神病患者の言動も,ほんのささいな機能障害である場合が多い。たとえばカプグラ・シンドロームという親や配偶者などの近親者を誰か別人だと感じるようになるという疾患は,扁桃体が感じとる「この人はあたたかい感じがする」という反応が欠けてるために,顔の認識能力や,その他の機能は一切正常であるのに,自分の親を見て「この人は母親に似ているが別人です」と言ってしまう。あるいは,日常的に幻覚をそこらじゅうの風景に見るシャルル・ボネ・シンドローム患者というのは,人間の視覚が持つトップダウンとボトムアップの認知回路のうち1つが壊れて,トップダウンのイメージが溢れ出すという風に説明される。幻覚と言えば,ふつう一時的でリアリティのないものというニュアンスを含んでいるけど,この場合の幻覚というのは,そういうものではない。むしろ正常な視覚と思われているものでさえ,過去の記憶からイメージつくり出す脳と,網膜からの光の信号の統計的で生存上合理的な調整によってつくり出された,幻覚そのものと言ったほうがいいんだろう。視覚の盲点に,存在しないはずの映像が補間される「書き込み」は幻覚以外の何者でもない。だからきっと,ある意味では,人間は誰だって幻覚を見ずにすごす日など,1日もないのだと言っていいんだろう。
脳の働きを,ただただ神秘的だと思う時代は終わってる。意識とか心の問題も,やがて少しずつ深い理解に達するんだろう。

2000/04/14(Fri)

ちょっとデニろうか

夜,打ち合せの時間になっても,肝心の人間がいないので知らん顔して外出。最近ナカヨシの(もともとナカヨシだけど)同期,Kと晩ご飯を食べにデニーヅまで。

ウォールストリートが大変なことになっちゃってる。株価暴落,フリーフォール状態で,NasdaqもDow Jonesも記録的な下げ幅なんだとか。どこまでバブルが続くかと思ったけど,やっぱりはじけるときはあっさりはじけるわけだ。「いや,まだ終わったわけじゃない。底が見えたわけじゃないし,本物のパニックになってもおかしくない」というアナリストもいれば,もう「底値だ」とばかりに株を買いまくってる投資家もいる。USのメディアの論調は悲観的なものが多いようだけど。NYSEでガックリ肩を落すトレーダーの写真とか,あんぐり口をあけて呆然自失の顔をしている市場関係者の表情が印象的。'96年ごろの東証を見てるみたい。

2000/04/16(Sun)

秋葉原

ここんとこ,また価格が急騰しているのが気にはなったけど,急にメモリがほしくなって,久しぶりにアキバへ行った。128MB増設して256MBにしてみました。うん,快適だ。ホントは悪いのは,Netscape Navigatorで,明らかに余計なメモリを食ってたりするんだな。今まではそれでもたいして問題はなかったけど,今日,グラフィックツールをがんがん使いまくったら,とうとうスワップを起こしてしまった。
アキバへいたる都内の道は,新宿近辺をのぞいてガラガラ。日曜だから,あたりまえか。かつて,毎週末に通っていたのが信じられないけど,実は今や2カ月に1回行くか行かないかなんだよね,アキバ。新宿で大抵のパーツは買えるし。仕事柄,あまり自慢できることじゃないけど。
でも,やっぱり歩いてみるとアキバはいいね。ざーっと見て回るだけでもワクワクする。面白いパーツが目にはいるし,世の中(ってPCの世界)のトレンドもだいたい見えて来る。露店であやしいモノ売ってる奴,相変わらずいっぱいいるし。
どこの国が不景気っていうんだってほど,週末のアキバは人も多いし,現金取り引きも激しい。すごい熱気。ほとんどのメジャーなショップは超満員で身動きもとれないほどだった。みんな,ばかすかパーツを買って行くので,思わず刺激されて買わなくてもいい買物をしちゃいそうになる。だって,「お会計,合計で13万8000円になります〜」とかいう客が次々とパーツをたんまり買い込んだ袋を抱えて店を出て行くんだもん。刺激されるよ。3,4万なら「ヘ」みたいなもんだし,買ってもバチもあたらんかと思ってしまう。
非常に使い勝手の良さそうなPC切替え機が1万8000円(ちなみにJustyブランドのJS-102Aというヤツ)。2台のPCで共通のマウス,キーボード,ディスプレイなんかを切替えながら使い分けるためのもので,めちゃくちゃほしくなってしまった。2万4000円ぐらいすると思っていたモノ(ちなみにCoregaブランドのChanger KVM-4というヤツ)なので,かなりグラグラと傾く。でも,切替え機を使うためには,2台のPCが必要なんだけど,うちには1台しかマシンがない。0.8台分ぐらいのパーツはあるけど,それを1台にするには1万円ぐらいの出費は要るし(マシンケースがないのだ),マシンが2台になるなら当然家庭内LANにするのだから,(ネットワークカード×2+ケーブル×1)で,さらに5〜6000円ぐらいはかかる。結局,3万5000円ぐらいの出費になって,ついでにサウンドカードだのグラフィックカードだのも最新のものにしたくなったりして,すぐに5万円。そんでHDDもやっぱり安いから買いたくなって6万円と……。とすると,もう1台新規に買うのとたいして違わない値段になってしまって,じゃあ手もとにあったはずの0.8台分のパーツって,なんの役に立ったんだ? という話になる。というわけで,うちにはずーっと1年以上も0.8台分のパーツが眠っているのでした。
学生時代,可処分所得が毎月20万円以上あって,そのうち10万円ぐらいをパソコン関係につぎこんでいた時期があったけど,そのころから思うと,なんとケチケチパソコンライフなんだろうか,悲しい。今日,ちょっとだけ思いきって購入した128MBのメモリ(ちなみにPC100/CL2)は税込み1万1109円。6年ほど前に,かなり思い切って買った32MBのメモリ(ちなみに72pin SIMM,70ns,8MB×4)は10万円だった。ホントにパソコンが安くなって良かった。

2000/04/17(Mon)

GIMPすごいぜ

Linuxですごく有名なグラフィックツールにGIMPというのがあるんだけど(もちろんフリー),これがすごい強力。ちょっとページデザインを変えてみようと思って,GIMPであれこれやり始めたら結構面白い。気づかない人もいるかもしれませんが,こんなのを作ってみました。レイヤを重ねまくってるあいだに遠近法をどのくらい適用していいのか分からなくなって,ちょっとパースが狂ってしまったけど,まあそのへんはご愛敬。
でも,結局中途半端でくじけてしまった。うーむ,ホントはトップページを変えようと思ったのに。ま,楽しかったからイッカ。

2000/04/18(Tue)

買ってしまった

このところ夜寝るのがが早くて,朝は7時前には目覚める。で,今日は早めに出社して午前中,めずらしくバリバリと原稿を書いて,午後はインタビュー取材で大井町へ。ITベンチャーの中では,非常に将来性が高い,I社の社長に話を聞く。前に話を聞いたときも面白かったけど,今回も面白い。

帰りがけ,新宿のケンタでチキンをほおばりつつ,「やっぱり買おう」と思う。イカン,イカンなどと言いながら,買ってしまった,パソコン。パソコンというと大げさだけど,ケースとPC切替え器。ネットワークカード2枚とケーブル,FDDなどひっくるめて,3万2000円ほど。ヨドバシのポイントが残っていたので,2万3000円の支払い。
いまネットワークカードって,ホントに安いのね。一番安いISAの10Base-Tのカードは980円だったよ。あいや,890円だったかな。どっちにしても信じられない安さだ。ぼくは1890円の100Base-TX OK,Linux READYというものを2枚買ったけど。VIAのチップが載ってる。
安物のケースを買ってしまって,これが結構一筋縄でいかないダメな感じのケースなんだけど,まあ,組み立ててしまえば,そうそういじらない予定だから,がまんがまん。デザインは,そんなに悪くないし,まあ文句はない。軍手をしてなかったら,指から20〜30ccは血が出てただろうなと思いながら,デキの悪いケースと格闘すること約1時間。完成。いきなりPC切替え機とか,つなげるだけ全部つないで電源オン! うん,動いた。
4年ほど前に買って,2年前ぐらいまで使っていたHDDをつないでみたら,ちゃんとWindows 95が起動した。懐かしいファイルがいっぱい入ってる1GBのHDD。でも,残り60MBしかない。とりあえずフォーマットするか。
なんかいいな,久しぶりのWindows。AMDのK6-233MHzなんてショボいスペックなんだけど,さくさく動く。でも,メモリが48MBしか見えない。96MBのハズなのに……。CD-ROMも見えない……。マスターとスレーブの設定がおかしいのかな。まあたいした問題じゃないけど。とか思ってるうちに,Windowsが起動しなくなった。やっぱりフォーマットして入れ直すしかないか。
こんなコトしてる場合じゃないってときほど,そんなコトしてしまうもの。今月はGWがあるからスケジュールは前倒しなのに。むー。

2000/04/19(Wed)

愛してると言えるのか?

午前中,久しぶりにテレビをつけたら,ついつい長く見てしまった。引っ越してから全然テレビ見なくなったんだよな。たぶん週に1時間も見てなかった思うけど,その分を取り戻すように,今朝は画面に食い入ってしまった。もともとCMとかすごく好きらしくて,周囲の人間の証言によると,CMになると,ぼくはそれこそイッシンフランに画面に見いっているらしい。本人に自覚はないけど。CMって,電車の吊り広告と同じで,見てるといろいろ面白いんだよね,たぶん。
そろそろ出かけないとなぁと思いつつ,アイロンをかけはじめたら,「愛してると言ってくれ」というドラマの再放送が始まった。トヨエツと常盤貴子の奴で,どうも'95年ぐらいに放送されてえらく話題になったらしい。うん,言われてみればそんなタイトルのドラマがあった気もするけど,ぼくは知らないし,ぜんぜん興味もなかったんだね。もう長らくドラマを見る習慣がなくなってたし。でも,ちょっとしたショックを受けてしまった。けっこうエエやんか,とか。聾唖の画家を演じるトヨエツのわざとらしさとか,計算されきったセリフ,プロット,カメラアングルなんかが気持ちいい。ズボン1つのアイロンがけで1時間もかかてしまった,ははは。
TVドラマというのは現代の大衆文学で,文学というのには重要な役割がいくつかあって,その1つに教育効果があるわけで。恋愛や,人によっては社会や人生について学ぶのは映画やドラマ,小説からなんだよね。あ,マンガもあるか。ぼくはマンガ文化が嫌いだけど。まあ,ともかくラブロマンスって,あくまでストーリーというか,幻想なんだけど,幻想も可能なんじゃないかと思わせる非日常性と日常性の不思議な混交の感覚にハマってしまうわけでもあります。ぼくは今,「恋愛なんてくだらんぜ,もう卒業だ。ふん」とかうそぶいているけど,ググっと来るキスシーンなんちゃー見ちゃうと,やっぱり恋だよな,恋,とか思ってしまう。

夜,帰りに寄ったコンビニで,いつも買わない高めのワインを買ったら,コンビニを出るなりおっことして派手に割ってしまった。がちゃーん。あぁ。あたり一面赤ワイン。

2000/04/20(Thu)

4歳のときの恋は初恋じゃない

4歳のときに,同じ幼稚園に通っていたカズコちゃんが好きだった。ガラガラ声でやんちゃな女の子だから,およそ女の子っぽくはなかったんだけど,恐ろしく気くばりのできるやさしい女の子だったのを覚えている。4歳なのに。ま,顔は丸顔で可愛らしくはあったけど。ぼくは何とか手をつなぎたくて,つなぎたくて,あれこれ画策したもんだ。
そんなカズコちゃんにはファンが多くて,まあ,言ってみればぼくら男の子たちのマドンナ的存在だった。こんな出来事を覚えている。あるときカズコちゃんの家で6人ほどで遊んでいたときのこと,ナントカごっこをするために,2チームに分かれる必要があった。当然のようにカズコちゃんと同じチームになりたいと思ったのはぼくだけじゃなくて,一瞬にして ,その場は子どもらしい自己主張のぶつかり合いになった。細部は定かではないけど,そのとき素早く空気を察したカズコちゃんは,大岡裁きというと大げさだけど,とてもバランスのいい,厭味のない提案をしたんだな。どういう提案かまでは覚えてないけど,そのとき一緒にいた女の子,マーチャン(あれ,マーチャン……,だよな)にも気を配る余裕まであった。自分一人に人気が集まるのは良くないと察したんだね。
その4歳のときの恋敵であるタダアキ君が,この3月に結婚していたことを知った。うちの母親あてに,タダアキ君のおかあさんから葉書きが届いたらしい。「カズコちゃんに似てるってさ」なんて言う。そんな母親の言葉を電話越しに聞くともなしに聞いていたら,その葉書きには披露宴のときの写真を掲載するホームページのURLが書かれているという。ぼくは俄然興味をそそられて,その場ですぐにアクセスしてみた。たぶん,タダアキ君と最後にあったのは中学生ぐらいだったから,顔を見るのは15年ぶりぐらい。
なんだ,タダアキ君も大人の顔になってるじゃないか。それでまずびっくり。結婚式をあげていることにびっくり。奥さんがキレイなことにびっくり。思わず掲示板に,「びっくりするかもしれませんが,4歳のときの恋敵のぼくだよ,ぼく」と,お祝いの言葉とともに名乗り出てみた。さて,彼はぼくのことを覚えてるかな?
ちなみに,カズコちゃんは,ぼくの初恋の人ではありません。初恋の人は,3歳のときに大好きだった栗田先生。ぼくは物心ついたときから面食いだったようで,いつも栗田先生のことを「べっぴんさんや,べっぴんさんや」と言ってたらしい……。さすがに3歳のときの記憶は,後に母親に聞かされたエピソードによるところが大きくて,自分で「べっぴんさんや」と言いまくった記憶はあんまりないんだけどね。でも,栗田先生の家に遊びに行ったとき,玄関口でドキドキしたのはなんとなく覚えてる。あぁ,でも栗田先生って,もしかしてもう50歳近いのかもしれない。26年前で20代前半だもんな。
カズコちゃんに会ってみたいな。小学校に入ってすぐぐらいに1度会ったきり,もうずっとどうしてるかも知らないからなぁ。もう20年以上だ。結婚してるのかな。子ども,いるのかな。街で偶然ぶつかって言葉を交わしたとしても,お互いに絶対に気づかないんだろうな。彼女はぼくの名前ぐらいは覚えていてくれてるだろうか。そういう風なことで言えば,6歳のときにぼくの心を完璧にうばった山下夏美ちゃんにも会いたいな(笑)。ぼくは小学校1年生のときの席替えで,自分の希望として「隣になりたい人:山下さん,理由:好きだから」と書いたことがあって,そのとき先生はホントに隣同士にしてくれた。今にして思えば辻野スズミ先生が,どう考えてたのか聞いてみたいもんだ。2年生のときに,やんちゃグループで仲の良かった,遠藤裕之,山根,三木武治あたりは元気だろうか。
あ,そういうことなら,3年生のときに転校してしまった小合和美ちゃん,5年生のときに転校してしまった川口裕子ちゃん,6年生のときに好きだった河合恵子ちゃんにも会ってみたいな。むむ,書いてると思い出すなあ。中学生のときに初恋らしい初恋の相手だった伊藤圭子は元気だろうか。ぼくは地元から少し離れた高校に通って,その後,東京に出て来てしまってそれっきりだから,風の噂もほとんど入って来ないんだよな。
とか,名前を全部フルネームで書いておけば,誰かがどこかから検索して飛んで来ないとも限らないなんて,ちょっぴり変な期待してたりして。

2000/04/21(Fri)

ソワソワ金曜日

そろそろ仕事のスケジュールが破綻しつつあるのが目に見えて来て,ちょっと焦りつつあったけど,夜は編集部の裏口から抜け出して,同期のK宅へ遊びに行く。裏口というのは文字通り裏口で,入口と反対方向の奥へ奥へと進むと,あまり知られていない場所に非常階段があってそこから出て行くことができる。誰にも気づかれずに……。って,別にヤマしくはないんだけど。
裏口非常階段で1つ下の階に出て,同期のMと待ち合わせ。なんだか,ソワソワする金曜日。「金曜日の夜にメシでも食おうぜ」という,そのコト自体に身体がパブロフの犬的な反応をしているのが分かる。ソワソワしたまま神楽坂のK宅を訪ねて,3時ごろまでマイヤーズのオレンジジュース割りを飲む。
たまには,こういうのも。

2000/04/22(Sat)

ドライブ日和

風邪が本格的に治ってきたからか,天気がいいからか,エネルギーが身体にもどってくる感じ。会社に行くつもりで出かけたけど,あまりに天気がいいものだから,いつも左に曲がって会社に向かう交差点を右に曲がって,横浜までバイクで走る。風が気持ちいい。
横浜の義理のお姉さんを訪ねて,おしゃべり。3時間もしゃべってしまった。そのうち兄貴が仕事から戻って来て,一緒に焼肉へ。今日も食べすぎ。あぁぁ。
横浜からの帰りの深夜,久しぶりに経堂のバーに立ち寄る。まだ引っ越して2カ月ちょっとしか経っていないのに,なんだか町並みが懐かしい。暖かくなってくると深夜のバイクも気持ちがいいもの。

うう,仕事しないと……。まずい。

2000/04/23(Sun)

中途半端

中途半端な仕事の仕方をしてしまった。疲れたわりに進まず。

『美のジャポニスム』(三井秀樹),読了。日本の伝統美術,工芸がヨーロッパやアメリカに与えた影響を論じる本。前置きが長い。「この本では今まで論じられて来なかった〜について述べてみたい」と,ずーっと繰り返し言ってる割に,肝心の本論がないままに,終わってる気がする。ぜんぜん説明らしい説明もなしに,浮世絵をはじめとする日本のデザインには「非定形」の伝統があって,それはフラクタル幾何学にもとづく数理的な合理性を持っていると指摘する。勢いあまって,非ユークリッド幾何学では説明できないというようなことを言い出す始末で,もう何だかなぁと思ってしまう。フラクタルだって,ぜんぜんユークリッド幾何学じゃん。
抽象度の高い平面的で大胆な日本のデザイン技法や,非対称のデザインの中にある絶妙のバランスによるダイナミックな動きの表現が,美術史上,いかに数少なく,優れているのかということは,なるほどあれこれ例を見てみれば納得する気がした。

2000/04/24(Mon)

深夜帰宅

おととい10GBのHDDを1万円強で買って,さっそくOSの引っ越し作業なんかを始めたのはいいけど,仕事がつまってきてそれどころじゃない。結局,まだWindowsは使えず。あぁぁぁ。そろそろ深夜帰宅の季節がはじまる。
ちゃんとGWを迎えられるのだろうか。ちょっと本気でエンジンかけないとまずいな。

2000/04/25(Tue)

やったね,ケンちゃん

給料が出た。1割ほど増えてて,ややびっくり。昇給した気がする。給与明細と一緒に辞令ももらって,等級があがってたことを知った。やったね,ケンちゃん。
一般的な会社の「リーダー,主任,係長,課長,部長……」なんてのと違って,うちの会社には無味乾燥なアルファベットと数字の組み合わせで表わされる「等級」というものしかない。外向きにはいろんな肩書きがあるけど,あくまでそれは肩書きで,取締役をのぞく全社員は9段階の等級のどこかに分類されている(たぶん)。で,その9段階というのは,よく「上の中」とか「下の下」とか言うときにやる9段階と考えればピッタリで,新卒社員は大卒か院卒かで「下の下」か「下の中」からスタートする。ぼくは入社時には「下の下」だったわけだけど,それから4年で「下の下→下の中→中の下」とランクアップしてきたことになる。下の上がなかった気がするけど,なかったのは下の中だったかもしれないし,全部を経てきたけど,記憶にないだけなのかもしれない。
はっきりと記憶にないほど,ある意味ではどうでもいいと思っている等級だけど,評価されてるのかもしれないと思うと,それはやっぱり嬉しいわけです。給料がちょっと上がったことなんかよりも,そっちのほうが嬉しい。過分に給料をもらっているとは思わないけど,評価してくれてるなら応えなきゃとは思う。
「やったね,ケンちゃん!」と,そういって喜んでくれる人が,いればいいのになと思う夜。誰に報告するでもなく,こんなところに書いてみたりする。

2000/04/27(Thu)

苦しい

食いすぎて苦しい。やっぱり1日3食は食べすぎだ。長い1日だったか ら,そのくらいいいかと思ったけど。

asahi.comのニュースで「宇宙は平ら」なんて見出しがあって,何のことかと見てみたら宇宙の曲率のことだった。次に出るNatureの最新号に``A flat Universe from high-resolution maps of the cosmic microwave background radiation''という論文が載るらしい。全文オンラインで読める。すごい時代になったもんだ。といってもぼくは読めないけど。

まずい。当面ぼくのGWは始まりそうもない。

2000/04/30(Sun)

ひょっとして

仕事は,あとちょっと。さすがに睡眠時間が少ない。
結局,旅行の予定をたてるほど心に余裕がないまま,4月が終わってしまう。いまからじゃあもう5月3日出発のチケットは,さすがに抑えられないだろうなぁ。
あさってか,しあさってあたり,ぽこっと仕事が終わって。ふと立ち止まると,何も予定のない自分のGWのむなしさに気がつくことになるんだろう。

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NISHIMURA Ken <nis@bigfoot.com>