締め切り1日過ぎ。ライターの原稿はもう1週間以上遅れてる。自分も原稿をせっつかれる立場だから,せっつかれるのがとっても嫌なことが分かる。それだけに厳しくせっつけない。で,こんなに遅れてる。その遅れによって,自分の原稿がますます遅れる。
逃げ帰るように終電に走る。徹夜したところで,効率が悪そうだという表向きの理由も,もちろんある意味本当なのだけど,半分はウチに帰れないと,お酒が飲めないからだったりして。我ながら,世の中なめきっとるな。
とはいえ,帰宅後はもちろん仕事の続き。
IE5を自宅のWin98マシンにインストール。しかし,インストール後の再起動でいきなりexplorer.exeが落ちる。何だよ,それ。まったくもう。
あれこれ文句を書こうと思いつつ,IE5の
CSSの実装を試す。ついでに,このページのスタイルシートも変えてみる。日付周りとタイトルを変えてみたけど,雰囲気変わったかな。どっちにしろNetscape Communicatorの人には,あまり綺麗に見えません。Gecko……,じゃなくて
Milestone3を使ってください(嘘)。ブラウザ技術面白いね。ウォッチするの。まだまだインターネットは,これから爆発的に発展するよ。どう発展するのか,それにIE5がどう関わっているのか,そういう原稿を書きたいな。
ずっと以前,編集長が「面白い技術とか製品があったら友達に説明したりするでしょ? そんな風に書けばいいんだよ」と言っていた。そっか。僕はここでメモ書き代わりにIE5の説明を書いて,それをまとめれば良いのかもしれない。
IE5ね。とりあえず良いよ。すべてのユーザーに
インストールすることをお勧めします。とはいえ,インターネット経由だと大変だよ。標準インストールで,58.3MB。これってダウンロードできるサイズじゃない。INS64で1MBが約1分だから,だいたい1時間。33.6kbpsモデムだと2時間弱か。さすがの僕もCD-ROMから入れたね。
DOS/V ISSUEの付録CD-ROMね。ちなみに完全インストールだと,98MB。韓国語入力とタイ語入力が必要な人は少ないだろうから,これは意味のある数字じゃないけど。そういえば,標準インストールだと,JavaVMが入ってない。これってすごいことだよ。MSは本気でJavaをはずしてきたんだから。
IE5がIE4と何が違うか。インターフェイスはこなれているね。さすが良くできてるよ。Intellisense(入力補助)とか,Webページの保存で画像ごと保存できるとか,「移動ボタン」がついてるとか,そういうのって細かい変更だけど,使ってて全然便利になった感じがするもん。と,僕はそういう表面上の変更に関しては,書かないのだけど。
僕が興味があるのは,ブラウザのエンジン部分。HTMLを解釈して,それを表示する部分ね。見た目にはIE4とほとんど変わってないけど,IE5って,まったく別物といっていいほど進化している。XML,XSL,DOM,DynamicHTML,DynamicProperty,Behavior,SVG(VML)あたりがキーワードかな。逆に,CSS1,RDFといった点に関しては,ネガティブな評価をせざるを得ないのかなぁ。MSは,もっと真面目にインターネット標準技術をサポートするべきだ,なんて声もあがっていたりする。
けどまあ,要するに,IE5には,ものすごいいっぱいテクノロジーが詰め込まれているわけ。ちょっと大げさにいうと,そこには21世紀のインターネットの姿があるわけなんだよね。まだ,そういう最新仕様に対応したコンテンツがないから,その恩恵は見えづらいけど。
W3Cは,今あるインターネット,Webの標準化を目指しているだけじゃなくて,未来のWebを構想しているんだよね。で,W3Cが決めつつある標準に,どれだけ対応しているかってところが,IE5は問われている。普通に使ってる分には,ブラウザなんて最低限の機能があれば良いと思いがちだけど,インターネットの発展はもうとどめがたく未来に向かって突き進んでいるんわけ。実際にIE5を触ってみると,なるほど良くやってるなって部分と,何だ全然ダメじゃんって部分がある。MSが何を考えてIE5をデザインしているのか,どうしてIE5がダメだったりするのか。問題はそこですね。
一言で言えば,XMLがインターネットの未来を支えるテクノロジーで,IE5は,これに対応しつつあるということ。XMLは次世代HTMLと言われるけど,それは誤解だからね。ちょっと実際と違う。