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2007年12月06日

なぜクラブは並ぶのか

12月22日土曜日は、今年最後のジャグ納めの予定です。代々木、マラバリ行きますぞ! いや、納めるほどそもそも代々木もマラバリも行ってないんですが……。


ジャグヲタ女子高生ジャグ界のアイドル、エミリーちゃんの5クラブカスケードの写真を撮っていたときに微かに気づいていたんですが、5クラブカスケードではクラブが2本ずつ綺麗に並ぶ瞬間があるんですよね。これって5クラブできる人には常識?

上手な人の5クラブカスケードを見ていると、同じ高さにとどまってパタパタとその場で回転しているような錯覚を覚えることもあります。

これは錯覚ではなく、実際にクラブは並ぶようです。The Mathmatics of Jugglingには、そんな話も出ています。

カスケードでは空中のボールが2個ずつセットになって同じ高さに並ぶ。しかも、クラブの場合には2本が平行になるのも必然なのだそうです。5クラブのダブルスピンでは、2本が互いに180度ひっくり返った平行の位置関係になってすれ違います。クアドラプルスピン(あれ、トリプルだっけな)では、ピッタリ同じ方向を向いて平行になる瞬間がある。

平行になる理由は割と単純で……、と、あれこれ数式が並んでいましたが、ぼくはそこまでは読みませんでした。

もう1つ、The Mathmatics of Jugglingのネタで驚いたというか、妙に納得したことを。

4個ボールをピラミッド型にしてパームロールってやりますよね?あれ、3個のボールの上に乗った1個は、非常にスムーズに回るわけですが、不思議に思ったことはありませんか? 自明なようで、自明ではありません。摩擦のあるゴムボールでもなめらかに回る。接触した状態でも回るわけで、つまり、歯車のようにある比率ですべてのボールがうまくかみ合って回っているということです。

同じピラミッドを床に転がすと、何と驚くべきことにピラミッド型が崩れることなくスムーズに床の上を転がったりします。ピラミッドから手を離せば重力で上のボールが下の三角形を崩してしまいそうなものですが、直感に反してそうはなりません。不思議。

このへんのことを、The Mathmatics of Jugglingでは、ちゃんと三角関数を使って計算してくれています。さらにそこから驚くべき結論が!

ピラミッド頂点のボールは、下の3個の回転とは反対方向に回りますが、その回転速度は、下のボールの回転速度よりも速い。回転速度の比率はボールを積み上げるアングルに依存します。上下のボールの中心を結んだ線が床と作る角度と52度になるときに、最大になり、だいたい4.2倍の回転速度になるらしいです。

どうりで頂点のボールがグルングルンと異様に高速に回るわけです! 下の動画を見ると、トマトが狂ったように回っているのが分かります。

いやぁ、数学って役立ちますね。いや、ピラミッドのパームロールなんて生活には何の役にも立ちませんけど……。

投稿者 ken : 2007年12月06日 23:00

コメント

うわー、そういう話、大好き(笑)。ジャグリングって、一見よくわからない動きをしているように見えて、至るところに法則が隠れているんですね。おもしろいなあ。
シミュレータ、僕も作ってみたいと思っています。ところで、前から不思議に思っているんですが、3Dでジャグリングをシミュレートするソフトってありますか?あったらすごくかっこいいし、初心者にも割とわかり易いと思うのですが、今まで見たことないので。なけりゃ自分でつくれ、がプログラマの精神ですが。

投稿者 miyamotoya : 2007年12月07日 01:10

3Dだとこれが今注目株です。

http://www.malabaristas.com/software.html

定義ファイルの仕様公開を密かに心待ちしている状態です。
体の前と後ろ同時カスケードとか作ってみたい。

投稿者 セバスちゃん : 2007年12月07日 10:04

miyamotoyaさん、
・ほしいと思ったものは、すでに誰かが作っている。
・それでも自分で作ったりする。

というのも法則ですよね。いくつかありますよ、たぶん。
パッシングの奴とかもあったような。フランスかドイツか
スペインあたりの人だったかなぁ。ずいぶん前に
試したんですけどね、忘れちゃいました。

セバさんが紹介してる奴もすごいですね。
これは例のあれ、あのー、なんでしたっけ、
ジャグリングシミュレーターの進化型っぽいですね。
パターンファイルは流用できそうです、というか
明らかにしてますよね。

あれ、前後のポジションも指定できるのかな?
そっか、だとしたらすごいですね。

あとでもう少し見てみますー。

投稿者 西村 : 2007年12月07日 13:48

3DのシミューレタではJonglが有名です。
http://www.jongl.de/
西村さんがあれーと呼んでるのは多分これかな。
クラブにラディカルフィッシュなんかが選べるところがマニアックです。

パッシングのシミュレーションだと、
Joepassというものもあります。
パッシングの総合サイト、Passingdb.comで紹介されていますし、そこではパッシングパターンを説明するために、Joepassのデータも公開しています。

投稿者 にしの : 2007年12月07日 23:44

あー、にしのさん、そうです、Jonglだ。
ぼくが「あれ」といったのは、
ジャグルマスターですけどね ^^;

投稿者 西村 : 2007年12月09日 16:40

ジャグリングシュミレーションソフトの違いというのがほとんど分からないような人間ですが、、「面白いなあ」とは感じますね。
セバさんが紹介されていたマラバリのソフトも試してみましたが、オモシロイですね。(やっぱりそれだけ)
ピルエットで体だけクルクルまわるのが妙にツボです(笑)
あの人の首は大丈夫かな?

あ、あと、ピラミッドの動画、楽しそうですね(笑)翻弄されるトマト…。
でも、ということは下の3つのボールさえすごいスピードで回転しているピラミッドの上のボールは、それこそ異様な速さでまわっているということですね…。触ったら怪我を…。

投稿者 べいだ~ : 2007年12月09日 19:04

べいだ〜さん、
おもしろい、ということ以上に、シミュレータのメリットは、
自分(たち)にできないものを見せてくれるところです。
シミュレータのおかげでサイトスワップが
進化したんじゃないかと思えるほどです。

投稿者 西村 : 2007年12月10日 00:01

そこからさらに、シミュレータにできないこと、を考えていくと
新しい技ができたりします。

投稿者 セバスちゃん : 2007年12月14日 20:01

シミュレータにできないこと。。。
しゃっくりをする。
恋に落ちる。
村上春樹について語る。
瞑想する。
とかですかねぇ、うんうん。

投稿者 西村 : 2007年12月16日 02:31

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