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2007年11月09日
若いジャグラーとの違い
すえきちさんに励ましのお言葉をちょうだいしたのですが、それでもやっぱり若い人と、若くない人とでは何かが違う気がしてるんですよね。
反射神経じゃないかいうのが1つです。やっぱり若い人って速いんですよね、反応が。そんな気がします。ぼくはスローが少しでも不正確だと破綻するし、キャッチしてから投げるまでの時間で「どう投げるか」の判断が間に合ってない気がします。特に左手が……。練習を繰り返すと、この判断の精度と速度が上がるのでだんだん良くなりますが、若い人は、そういうのが練習量に関係なくリアルタイムでできるんじゃないか、と疑りたくなることが多いです。
もう1つ、若い人が違う気がするのは空間把握能力の発達スピードです。ジャグリングをしたことのない人に3ボールカスケードの2週間ほど練習をさせると、脳のある特定の部位が実は発達するという論文ってありましたよね。道路が複雑に入り組んだロンドンのタクシードライバーは経験年数に比例して脳の一部(海馬)のサイズが大きくなるという論文もありました。
ボディースローが特にそうですが、ジャグリングが上達する過程では、自分の身の回りの空間を把握する能力が上がるんじゃないかという気がしています。サイトスワップマニアは、結構な高さの空間も3次元的に把握する能力が徐々に上がっているんだと思います。
で、ビハインドザネックみたいな技は頭の後ろが「見える」ようにならないとダメなんだと思うんですね。上達すれば、ボールが手から離れた瞬間の指先の感触とか、初期の軌道から、どのへんにボールが飛んでるかというのが、直感的に把握できるようになるんでしょう。それと同時に、頭の後ろの空間のマップみたいなものが脳内にできあがるんでしょうね。このへん、ボディースローの鬼、ゆーたさんに聞いてみたいところです。マサキ様の超高速ビハインドザネックブラインドキャッチとか、頭の後ろについた目で見てるとしか思えません。
頭の後ろが見えるようになるというのは、脳の中で何か、そういう回路が新たに構成されるということじゃないかという気がします。で、その回路のできる速度が年齢に依存しているとしても、不思議じゃないです。
しかし、まあ、理屈をこねくり出すとダメですね。「自分にはできない」という言い訳なんて、いくらでも考えられるものです。
投稿者 ken : 2007年11月09日 23:27
コメント
初めまして、Patioのkamanaruと申します。自分の好きなボディスローのお話が出たので(笑)レスさせていただきます。
「頭の後ろの目」というお言葉についてですが、個人的にはそういう感覚はなく、逆にビハインド・ザ・ネックはとにかく「ボールが見えない時間」を短縮する事を念頭において練習しています。どちらかと言うとピルエットのスポッティングに近い感じです。
ボールが真横から飛んでくるという点と、落下までの刹那にまたボディスローで投げ返さないといけないという点で、ピルエットとはまた違う難しさがあるんでしょうか。
ただ実際、安定している人はスローをミスしてもその瞬間の判断で(ある程度は)軌道修正できるようですし、僕も数日に1度、「今は落とす気がしない」という感覚を覚える時もあります(上手な人は常にその状態なんだと思いますが)。やはり「直感」に依るところも一部あるのかもしれません。完全に一個人としての意見ですが。
投稿者 kamanaru : 2007年11月10日 22:12
呼ばれて飛び出て、ゆーたです。
ビハインドザネックもビハインドザネックブラインドキャッチもぴったりはまる「型」
があって、それをそっくりそのまま行います。毎回やる動きは一緒で、どのタイミングでどの向きにどの程度の強さで投げるか、またその後の(一連の)キャッチまでの動きも「型」どうりです。
反射神経で処理している要素はあまりないですね(おそらく上達するにつれて反射神経の割合が減っていきます)。
見えてるかどうかっていうともちろん見えてないんですけど、毎回「型」どうりの動作をするので、どのへんにボールが飛んでいるかは把握していますね。
突然視界に入った物体を反射神経で処理することはないです。
投稿者 ゆーた : 2007年11月11日 01:34
初めまして、kamanaruさん
なるほど、ピルエットのスポッティングみたいな感覚という説明なら
よく分かります。回ってる瞬間は、ボールの位置が分かってるわけじゃない
ですもんね。
ゆーたさん、
「型」ですか。投げのほうが重要なんですね。
バッククロスのスローもそうですけど、実際の腕やボールは見えてませんが、
どこでどういう感じで何が起こってるのかを、それなりに把握してる実感が
あります。見えていませんが、見えてるといっていいような気が。
ふつうのカスケードでも手元を見ないわけですが、キャッチはちゃんと
できますよね、あれも「見えてる」と言えなくもないような。
不思議な感覚です。
ところで、ゆーたさんのようなビハインドザネックとは別に、もう1つ
ビハインドザネックってあるのかなと思いました。ハーフシャワー
(オーバーザトップ)の1投を投げるときに、その下に
頭をつっこむという感じのやり方です。オーバーザトップ気味のやり方だと、
すごく簡単なことに気づきました。うーん。
投稿者 西村 : 2007年11月12日 00:27
ボディスローにおいて投げの方が重要なのは間違いないです。難易度が上がってくると、技によっては「どの関節を使って、どの指に力を入れるか」まで精度が問われたりします(練習を重ねるうちに無意識にやってる場合が多いですが)。そこまで到達すると、「型」に成り得るのかと。
とは言っても、例えば連続ビハインド・ザ・ネックで首を左右に振らずに前を向きながらやると難易度が跳ね上がるワケで、普通にやるとしたら「型」を「視覚情報」で補完する形になります。
ところでネックスローの種類についてですが、仰られる通り2パターンありまして、例えば右手でネックスローをするとして、「直前に左手で投げたボールに対して内側(前)から投げる派」と「外側(後ろ)から投げる派」があります。
多分、ハーフシャワーというのは後者のタイプじゃないでしょうか。この辺は好みなのでどっちでもいいと思いますが、僕の知る限り前者の投げ方をする人の方が多いようです。
投稿者 kamanaru : 2007年11月12日 23:37
kamanaruさん、
あれ、2通りの説明を読んでいて、違う2通りかなと思いました。
うーん、動画を撮ってみました。
型、なんですね。そうかー。
投稿者 西村 : 2007年11月13日 22:01
空間把握能力は、大体16歳ぐらいで完成するそうです。
だから、それ以前にジャグリングを始めた人はジャグリング専用の回路が脳内に作られるのかもしれませんね。
で、それ以降に始めた人は、既存の回路上でジャグリングエミュレータを使っているようなものなのかも。
ボディスローですが、私の場合は投げる位置、軌道の下にある
体の部位、取る位置をそれぞれ記号で表して整理しています。
体の前面はF、真横の面はM、後ろはR、頭上はT、頭の高さがH、
腰の高さがL、股より下がB、正中線上がZ、かかわる手の側が+、逆サイドが-、腕を通す体の部位は[部位]、EEなどで
いったん腕を差し込んでから逆側に腕を戻す場合は[<部位]、
軌道の下にある体の部位は(部位)、クローがC、リバースハンドがU、としています。
軌道の下にある体の部位が存在しないときは、_を入れます。
より離れた位置を表現する場合は記号を重ねます。
たとえば、3ボールカスケードなら 3FL+_FL++、リバースカスケードなら
3FL+_FL++とかきます。ただし通常のカスケード軌道なら
普通は省略して書きます。テニスなら 3FL++_FL++33と書きます。
腕の下は3FL-[腕]_FL+、バッククロスなら3RL-(肩-)FL+
ショルダースローなら3RL+(肩+)FL-、わきの下なら3RL-[肩-](肩+)FL-といった具合です。
ビハインドザネックの2種類の投げ方はそれぞれ3FL+(頭)FL+
と3RH+_RH+になります。
このシステムを使うと、記号を入れ替えるだけでどんどん新しい
ボディスローができてしまいます。
いっけんありえないような組み合わせを作って、それをどう体を
動かしたら実現可能なのかとか考えてると、それだけでご飯3杯はいけます。
投稿者 セバスちゃん : 2007年11月23日 11:53
セバさん、
なるほど、ボディスロー用のノーテーションを自分で
作ったんですね。確かにそうやって記号化すると
記号の組み合わせから新たな発見があるんでしょうね。
投稿者 西村 : 2007年11月26日 21:28