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2007年10月11日

チャンピオンシップ感想続編

えーと、チャンピオンシップの雑感など……。なんか書くペースが遅いですね。うーむ。

チャンピオンシップの全体に言えることですが、主従関係でいえばジャグリングが「従」になったステージが多くなったように思いました。今回のJJFチャンピオンシップの入賞者は、どれもステージパフォーマンスとしての完成度が非常に高かったように思います。もう技術だけでどうこうなるレベルじゃないのかも。

今回の出場者のなかで、比較的技術指向が強かったのは激しいナンバーズ系のボールジャグリングをやったガンコマン(酒田くん)や、クラブジャグリングの石川さん(京大ドーナツのM2?)でしょうか。石川さんは、おそらくJJF史上初じゃないかと思いますが、ステージ上で5クラブバッククロスやアルバートをやったり、アルバートとトレブラを連続で混ぜる「6ウェイ」(でしたっけ?)など信じられないような高度な技を繰り出しました(追記:2004年のJJFで、すでに佐藤信春さんが5クラブバッククロスをステージで投げたそうです)。ガンコマンも石川さんもドロップがやや多かったので入選を逃したのかなと思います。逆に、技術系でチャンピオンシップに臨むなら、思いきり高い技術レベルでドロップを抑えないといけないわけで、これはもうとんでもなくハードルが高いですね。

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かなり激しいナンバーズの実力派、ガンコマン。ちょっと衣装がWJF系かしら!?


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衣装、表情、ポーズとも決まってます、石川さん。技がえぐい。ドロップが目立ったのが惜しい

そのほかツボにはまったパフォーマンスの感想を順不同で。

ディアボロのファキラ(深河)さん。エクスカリバーっていうんでしたっけ、水平に回すやつ。あれで、いきなり首の後ろを回したり、自分も回ったりで、なんだかすごいことになりました。あの一連の技のときは会場から大歓声があがっていました。座ったまま正面を向いて、笑って3ディアをやるとか、技術力もすごい。体育館の練習ではハイトスで4個のディアを操っていました。個人的には入選にもっとも近かった1人じゃないかと思います。

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ファキラ(深河)さん。体育館では4ディアまでやっていました。すごい技術力

エリック(寺尾)さん。ショーン・マッキニーと、cocoaさんの匂いが感じられるパワフルなボールジャグリングでした。4ボールシンクロ2アップ、2個同時に足の下とか、かなりショーンっぽくてよかったです。2年ぐらい前によくブログを見ていて、密かにライバル視してたんですが、あっという間に回転数でいうと数万回の差が付いた模様です(笑) エリックさんは、もう大学の4回生で「今回のチャンピオンシップはいい思い出になった」と爽やかに笑っていました。

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どことなくcocoaさんの匂いがするエリック(寺尾)さん

目黒さん。3本の棒をヒトデのような放射状にして結びつけた不思議なオリジナル道具によるパフォーマンスでした。マニピュレーションにありがちな、「こんなアイデアを思いつきました」というレベルを越えて、見るからに難易度が高そうな技や、高速な手の動きでスパパパッと棒をさばくような技に目を見張りました。ジャグリングの基礎力のたまものなのか、練習の成果か、天性のものか、それはぼくにはわかりませんが、ちょっとやそっとでできることじゃないなという感じを受けました。動きの表現としても、その道具じゃないとできないというようなもの、あるいは視覚的にコミカルなものを混ぜていたのがいいなと思いました。具体的にいうと、例えば3本の棒の1本の先端を持ち、残りの2本を床につけて、「歩かせる」ような動きです。舞台から退場するときに、まるで小さな子どもの手を引いて連れていくような感じが、とても印象的でした。目黒さんのパフォーマンスも、個人的には入賞してもおかしくなかったと思いました。

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目黒さんの、ちょっと不思議な道具のマニピュレーション

今年のチャンピオンシップ個人部門には39人が予選に応募して、ビデオ審査で13人に絞られたそうです。競争率3倍というのは前代未聞でしょう。個人として出た桔梗兄弟や、個人的にはいちばん楽しみにしていた潮木ゆーたさんが予選落ちというのも驚きでした。

投稿者 ken : 2007年10月11日 23:24

コメント

>石川さんは、おそらくJJF史上初じゃないかと思いますが、ステージ上で5クラブバッククロス

言われるまで気づきませんでしたが、そうかもしれませんね。可能性があるのは2003年のソロ金メダルでの桔梗君ですがまだやってなかったと思います。

ビデオで見直すと、石川さんは5クラブでのドロップがかえすがえす勿体ないです。3クラブの変態技の連続だけか、4クラブまでのルーチンで作ってきても十分良い線に行ってた気がします。
でも、5本投げてみせないと気が済まないあたりがジャグラー魂なんですね。それがあるから、みなさんあそこまで上達するわけで。妥協しないのもすばらしい。(おじさんには真似できません…)

投稿者 にしの : 2007年10月12日 20:19

04年に佐藤さんがやってますよ。

投稿者 オオツカタカシ : 2007年10月14日 02:08

ん? 5bバッククロスですか? アルバートとか6wayは?
まあ、佐藤さんなら何年前に何をやってても
驚かないですけど。マラバリの東さんとか。

投稿者 西村 : 2007年10月15日 10:00

「JJFステージ上で」5クラブバッククロスを行ったのは石川さんが史上初である、ということについて言及しています。

投稿者 オオツカタカシ : 2007年10月15日 15:20

あ、なるほど5クラブバッククロスですね。
情報ありがとうございました。

投稿者 西村 : 2007年10月16日 22:58

お久しぶりです。
いつも楽しく読ませていただいてます。
チャンピオンシップ、JJFともに見てもいないのに
イメージは伝わってきました。
是非機会があれば会場の様子も見てみたいですね。

ひとつ質問ですが西村さんからみて、
今回のチャンピオンシップでの順位付けの基準には
どういう要素が、どのように評価されていたように感じられますか?

投稿者 すえきち : 2007年10月18日 01:02

すみません~
酒井→酒田です。
よく間違えられます(笑)

投稿者 がんこマン : 2007年10月18日 22:57

うはっ、酒田先生すいません。

すえきちさん、
お久しぶりです。
ご質問をきっかけに、あれこれ書いてみました。
えらそうにw

投稿者 西村 : 2007年10月20日 01:41

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