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2007年10月10日

JJF静岡の会場で出会ったジャグラーたち

JJFの話、あれもこれも書くつもりだったのが、すっかり遅くなってしまった……。時間が経つほど忘れていきます。こうなったら、もう去年と同じく箇条書き的に思いつくまま。

佐藤信春さん。体育館でジェイ・ギリガンや青木くんと技を見せあっていたのですが、ぼくは佐藤さんの3ボールに衝撃を受けました。ありえない動き、考えもしなかった斬新なアイデア、すごすぎます。掲載許可をもらってビデオを撮ったので、近いうちにここに載せますが、ジェイが舌を巻くはずだと思いました。佐藤さんに「でも、こんなにオリジナルのを出しちゃうと真似されるんじゃないですか?」と聞いたら、「まあ、それならそれで、また新しい技を考えなきゃいけないってことですよね」とさらっと言いのけました。かっこいいこと言うなぁ。

佐藤さんはあまりネット上に露出がなく、知る人ぞ知るという感じの人です(古くからジャグリングをやっている人なら誰でも知ってるのかな?) 九州在住で、DVD「匠」ではナンバーズやクラブもやっています。8年前にジャグリングに出会って今は25歳。仕事を始めたので最近はなかなか練習時間が取れないと、帰りにご一緒したタクシーで話していました。

佐藤さんは3ボールで知られてると思いますが、その一方7クラブとか5クラブバッククロスだとかも練習しているというすご腕です。「オリジナルとか3ボールをやるとしても、やっぱりナンバーズもやらないと。7クラブもやりますよ」と言ってました。これはジェイも同じことを言ったな。いろいろやって「ボキャブラリーを増やす」というようなことです。ボキャブラリーに振り回されるようじゃいけないけど、詩人はたくさんのボキャブラリーの中からぴったりと適した表現を選ぶんだと。

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佐藤信春さん。3ボールのオリジナルがえぐいし、ナンバーズもサイトスワップもクラブもえぐい

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佐藤さんの技の数々に舌を巻くジェイ・ギリガン

そうそう、佐藤さんの話で、ひとつおもしろいなと思ったことがありました。佐藤さんはゲストのエリック・アベリのことを「正直、よく知らなかった」というんですね。ところがサインを求めたところ、ちゃんとNobuharuと書いてくれた。これって象徴的な話だなと思うんです。今までなら、日本のジャグラーが一方的に海外ジャグラーを知っている状態だったようなところ、今では逆に日本人ジャグラーが海外で知られているケースもある、ということです。やっぱりDVDとかYouTubeとか見えるところに映像を置くと、見る人はみんな見てるんですね。

エリック・アベリは「日本のビデオは全部みてる。日本語のWebサイトもカンでクリックして、変なページ開いちゃったりね」と笑ってました。これは半分はリップサービスで、すかさずジェイ・ギリガンが「おまえは日本だけじゃなくて、あらゆるジャグリングの映像をみてるじゃん」と突っ込んでいましたけどね。


「ししょう」と呼ばれてる神戸のジャグラー、大西さんも、見た目は地味な感じですが、すごい人でした。趣味ジャグラーの典型という感じで、人に見せるとかパフォーマンスするとか、そういうことには興味がないジャグ歴4年半(?)の19才。

大西さんは7ボールが300キャッチちょいとか。最近はすっかり麻痺してしまいましたが、7ボール300キャッチってすごいですよね。JJFの会場では、本当にあちこちで7ボールを練習している人がいました。JJF2005大阪のとき、4ボールミルズと7ボールカスケードの練習がふつうになったといって、みんな驚いていたような記憶があるのですが、そのときには7ボールはせいぜいフラッシュからジャグルという程度の人が多かった気がします。今年のJJFではふつうに60から100キャッチ程度は続く人がざらにいたような感じです。

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「ししょう」と呼ばれている大西さん。神戸、大阪あたりではかなり知られたすご腕らしいです

7ボールを投げている人がたくさんいたなかでも、森田くんだけは別格かもなと、軌道を見ていて思いました。2 年ぐらい前に聞いたとき、7ボールの記録は900キャッチ後半だった気がしますが、そういえば最近はどうなんだろうか。ピルエットのほうは、3ボール3アップの5回転が「できそうでできない」なんて言っていました。森田君の動画も、近々アップします。

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相変わらず激しく投げて激しく回っていた森田くん。ちょっといつもと違うアングルで7ボールを撮影


かっくん&ためさんの、親子ジャグラーコンビにお会いできました(ためさんのブログ)。ためさんは、来年の神戸JJF2008の実行委員長になるほど、このところジャグリングにのめり込んでいるジャグリングおやじ。あ、失礼、ぼくと1歳違いなので「おやじ」呼ばわりはないですね。え、2人ともおやじ? えぇえぇ……(泣)

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神戸の親子ジャグラー「ためさん」(右)は、来年のJJF実行委員長です。静岡JJF実行委員長の米屋さん(左)とバトンタッチって感じで記念撮影

で、ためさんは10才になるかっくんと2人で仲良く上達競争を続けてきていて、ブログと動画をちらちら見ていた感じでは、ある時期までは、そんなに実力は変わらなかったような気がしていまいた。5ボールの記録の伸びも、さほど差がない感じでした。それは、ためさんが頑張りすぎおやじなのじゃないかという疑惑もあったわけですけど。だって、ふつう5ボールを何時間も投げたりします? 1000キャッチを目標にしたり? あ、ぼくもかつてそうでしたけどね(笑)

5ボールエンデュランスで、ためさんに負けたのはちょっとショックです。いくらなんでも「いきなり投げても300〜400キャッチは軽い」というぼくのほうが、まだ5ボールは続くと思っていたんですが、思いきり負けました。それで最近またちょっとカスケードの練習をしたりしています。

そうそう、大西さんがひとつ興味深いことを言ってました。「5ボールは3ボールとまったく同じように投げれば、ぜんぜん疲れませんよ」ということです。そらとぼけたような関西弁で淡々と話す大西さんです(笑)。そんなことを言われてもなぁ……。それでハイわかりましたと言って投げられたら誰も苦労しないわけです(笑)。しかし、少なくとも、「まったく疲れない」と言ってるジャグラーが、5ボールカスケードをどう感じているかを端的に示した言葉だと思いました。ぼくはゆるゆるとそういう境地を目指しますよ。

まったく疲れないといえば、今年の5ボールカスケードエンデュランスで1位になった大野さんの記録は1時間8秒でしたが、1時間半はいけるなと思ったと言ってました。2時間ぐらいが体力的限界かもしれないとも。むむむ。ちなみに、大野さんはJJF2006個人部門チャンピオンで、去年の5ボールエンデュランスでも33分の記録で勝っています。大野さん、大学を出たらプロになるそうです。

閑話休題。ためさん&かっくんの親子ジャグラーコンビの話です。やっぱり、すごいのはかっくんです。見ていると、それほどジャグリング中毒とか、ジャグリング大好きというほど熱中しているように見えないんですね。疲れたら、体育館のはじっこのほうで休んでいたりして。よほどお父さんのほうが熱心という気がします。

それでも、かっくんの伸びはすごい。JJFの会場で、ちょろちょろやってるだけで、「さっきな、6ボールで57キャッチ出てん! まぐれやねん」とか「5ボール5アップピルエットできた! ほんまやで、見ててや……、ほらっ、ほらっ、ほらっほらっ」とか、みるみるまに自己記録や初成功を出し、初めて成功したかと思えば、何度も繰り返し成功させたりしていました。ぼくが知っていた範囲では、ついこの間まで5ボール3 アップの成功率があがらないというレベル、6ボールも30キャッチ前後がやっとという感じだったはずなのに、いきなり伸びてるがな……、という感じでした。97531も初成功したかと思えば、何度か成功させたりしていました。成功率がそれほど高くない場合でも、常に惜しい感じの失敗が続き、動き自体が安定した感じがするのは、一体なんだろうなと。

これが10才の伸びかと、あまりの習得のリズムの違いに愕然としました。

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超伸び盛りの、ちびっこジャグラーホープ、かっくん


大阪大学ジャグリングサークル、パティオからきたファンキーなジャグラーたちも印象に残りました。むむむっ、せっかく聞いたのに名前を忘れてしまいました、ごめんなさい(すぐに書かないとダメですね)。サッカーボールを投げたり、激しいボディースローを投げたり、はたまたフライパンを操ったりするジャグラーたちでした。

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関西系のゆかいなジャグラーたち。ボディースローはふつうにすごくて、フライパンミルズメスやファウンテンは奇妙にすごくて、サッカーボールジャグリングはゆかいにすごい感じでした


あ、大阪といえば(京都かな?)、ミス・サリバンさんも来ていました。クルマのCMでテレビに出ている、あの女性ジャグラーです。テレビに出たことで、いろいろ言われるんじゃないですかと聞いてみたら、案外そうでもないんだとか。「ママ」という役回り上、髪をママっぽくしていたので、知合いもそうじゃない人も、気づかないんだとか。そんなもんなんでしょうか。

あと、会場で気になった人といえば、マラバリ1年生の飯島くんです。大学生ですが、最初にあったときの印象で、いまだに「スーパー高校生」という気がします。で、飯島くんはクラブがすごい。6クラブファウンテンがかなりきれいに続いていました(これも後で動画で)。ふつうに30〜40キャッチぐらい投げて、ちゃんとクリーンに終わるような練習をしていました。最高記録は60キャッチぐらいと言ったかな? あいや、いま記録簿を見たら70キャッチとありました。トリプルスピンですね。うはー。飯島くんの練習を見ていた森田くんは「彼は練習効率がいいですよ」と褒めていました。まだまだ伸びそうで、恐ろしいです。

投稿者 ken : 2007年10月10日 23:15

コメント

JJF2007では大変お世話になりました。私はジャグリングを始めた当初から西村さんのブログのファンで、毎日読んでいました。そして、西村さんのまねをしてブログをはじめました。ジャグリングにのめりこんでくると、いつかは西村さんに私のブログを紹介してもらえないかなあ、とひそかに思っていました。今回、このように大々的に紹介していただき、大変うれしいです。ありがとうございました。

投稿者 ため : 2007年10月15日 00:13

ためさん、

あれ、ためさんのブログのことに触れるのは
初めてでしたっけ? そうだったかな……。
いや、ためさんのブログは結構見られてるんじゃないかと
思いますよ。

来年は実行委員長ですね、がんばってください!

投稿者 西村 : 2007年10月15日 10:13

あっ、師匠は19歳ですよ~
京都の人です&同じ高校の先輩です&よくいっしょに練習します
というわけで、師匠はすごすぎます。

投稿者 がんこマン : 2007年10月18日 22:48

む、ガンコじゃなくてがんこか。
師匠19才なのね、ありがとう!

投稿者 西村 : 2007年10月20日 01:37

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