« いよいよ! | メイン | ついに幻のサイトスワップDVDが発売! »
2006年10月10日
JJF2006感想
JJF2006終了! ……、おめでとうございます(実行委員長のつるてつさん風に)。
いやはや、すごく濃密な3日間でした。ジャグリングもそうですが、ジャグラーとの交流という点でも、とても充実していました。以下、印象に残ったことを順不同で箇条書きに。
|
|
ビッグトスアップ1回目。傘が舞ってる! |
|
|
ビッグトスアップ2回目。ピーター・ガーバーのクラブもよく見える! |
|
|
トーマス・ディーツと記念撮影。うは、ミーハーだ |
- マーカス・ファートナー! フィーバー、フィーバー! ジョン・トラボルタばりの70年代ロックスターのような振付け、衣装、フラッシュライトという、ある意味では微妙な演出でしたが、なんたって技が超絶です。ダサかっこいいとしか言いようがありません。2デビの2upダブルピルエットが決まったときは鳥肌がたちました。ノーミス? トーマス・ディーツが体育館で惜しみなく超絶技を披露していたのにたいして、マーカスは体育館では目立たなかっただけに、かなりダークホースでした。デビルの演技にあまり期待していなかったトス系の人たちが、大興奮でスタンディング・オベーションを送っていたのが印象的です。いや、2デビであんなすごいことができるとは思いませんでした。衝撃。ナランハ店長の繁岡さんが「マーカスの使ってるデビル、うちでも入れないとなぁ」とボソッと言ってましたが、日本でもデビステがちょっと流行るかも?
- ちなみにマーカスは数学科の学生だそうです。最近はトスも少し練習しているとか。
- ディーツ! 9ボール7アップピルエットって何だよ! 成功こそしませんでしたが、あれは1回ぐらい決まったことがあるんじゃないだろうかという感じでした。体育館では、惜しみなく超絶技を披露しまくっていました。というか、ふつうに練習していました。で、ホントに技が狂ってて、(8x,6)*どころか、そこから(ax,8)(6,6)とか、もうめちゃくちゃです。サイトスワップのabcd当り前。7の安定感がすごい。
- ピーター・ガーバー。ピーターだけびっくりマークがついていないですが、いやステージ映えはしますよ。ボディースローの安定感がすごいし、オリジナルっぽいボディースローがいっぱい。テクニカルよりも、最近はアート的、コメディー的なパフォーマンスに興味があるそうです。ジャグリング界やジャグラーたちを相手にするタイプとは反対の人で、その点でディーツとはスタンスが違うんだよねと2人で笑っていました。
- 協会誌、Shall We Juggleのインタビューをしたのですが、ディーツとピーターとは、インタビュー以外でも非常にたくさん話すことができました。ディーツには練習時間の配分と、その考えかたという点で参考になる話がたくさん聞けました。ピーターは今現在医学生だそうで、ジャグリングだけでなく、今後予定しているインターンの話とか、EU統合をどう思っているのかといった話だとか、そんなこともたくさん聞けました。マーカスにはオリジナル技の作りかたなんかの話もしてもらえたし、インタビュー記事はおもしろいものになりそうです。期待していてください。
- ディーツはいま彼女がいないそうです。ピーターもディーツも、5クラブバッククロスが何かってことがちゃんと分かる彼女がいいねというので、ジーナ・シュバルツマンはどうだと水を向けたら、「うん、彼女はキレイだし、ジャグリングもすごいよね」と笑っていました。ピーターはニューヨークに行ったとき、ジーナの恋人役としてクラブナイトに踊りに行ったことがあるそうです。ジーナは踊りもかなりイケるそうで、男たちが群がって来るのを、恋人役のピーターが追い払ったんだとか。
- 最終日の打ち上げでは森田くんがディーツにサインをおねだりするなんてシーンもありました。ディーツは「世界じゅうの、いろんなジャグリング大会に行って、たくさんのジャグラーを見てきたけど、彼はピルエットではナンバーワンだね。ナンバーズの技術も確かだし」と言ってました。WJFは加減点式の採点法なので、激しいピルエットを連続で決めればWJF優勝もあるんじゃないかともディーツは言ってました。ピルエットは短時間で連続させられるので3分という短い時間に詰め込むのに有利だという話です。そういえば、森田くん、欧米人向けには「tomo」みたいな略称で名乗ったほうが覚えてもらえていいかもですよ、「また名前忘れた、えーと、トモー、モリー」と、あのシャニーですら何度も困っていました。
- 江戸大神楽の丸一仙翁師匠! お師匠さんは、ゲストステージ全体の司会もやられたのですが、話がうまいし、若いジャグラーに向かって、たくさんイイこと言ってくださいました。大神楽の技はバランス系が超絶で、特に仙丸さんの土瓶技には卒倒しそうになりました。口に加えたバチで土瓶をのせてバランスし、土瓶を斜めにした状態からほうりあげて、1回転。「さらに今度は2回転!」といったとき、耳を疑いましたよ。そんなのありえないって思うじゃないですか。茶碗と板を使って五階建て(実際は三階建て?)にする芸でも、ありえない技がバンバン出てきて、アゴが床に落ちっぱなしでした。最後の大技で1度失敗したら、師匠は「土瓶も汗をかくんですよ」というじゃないですか。気温や湿度で微妙に摩擦が違うんでしょうね。そんな繊細な芸を身につけられる人間の感覚器官と運動能力のポテンシャルってすごいなと思いました。また、地道な稽古を積み重ねて伝統芸能で人々を楽しませられるって、いいことだなと思いました。ドイツから来た3人も、「日本のジャグラーは西洋のジャグリングを真似するだけじゃなくて、せっかく独自の伝統技があるんだから、もっと採り入れることを考えてみてはどうか」と口をそろえて言っていました。別に大神楽の教室に通うということでなくても、ちょっとした小技のヒントは得られるかもしれません。
- ぼくも年を取ったのかなぁと思うんですが、獅子舞の表現力にちょっと感動しました。あれはおもしろい。子どもだったら絶対泣きだすなと思いましたよ、ホントに生きてるみたい。
- 師匠のお皿技にディーツが挑戦! 2日目の懇親会の席で仙翁師匠が、いきなり3皿カスケードを披露。リングと違ってキャッチの仕方が特殊です。キャッチして、それからお皿をペタンとひっくりかえす必要もあります。ディーツは、その場の雰囲気で、そのお皿カスケードをやらざるを得ない雰囲気になったのですが、まあ、見事です。少し1枚で練習してから、「どきどきするね」といいつつ、ちゃんと3枚投げました。さらに1アップピルエット! 最後は脇に1枚はさんでフィニッシュ。懇親会の会場は大盛りあがりでした。
- フリーパフォーマンス。去年、木魚ジャグリングを披露した森さんが、今年も笑わせてくれました。「200年前のIJA」と題し、クラシックのBGMでルーチンを披露。ヒトコトで言うと、ボールの数が3つぐらい現在より少ないルーチンなんですが、超笑えます。呼吸を整えて4ボールフラッシュ! BGMにあらかじめ録音してある歓声に、ちょうどタイミングがピッタリあっていて、いい感じでした。森さんは、もうひとつ、テニスラケットとボールのルーチンも披露。こっちは結構テクニカルで床でのバウンスを含む2ラケット+3ボールルーチンなど、研究と練習の成果が感じられました。おもしろい。
- フリーパフォーマンスでは、マラバリの2人組「牛にもできる」が、非常によかったです。どうしてチャンピオンシップに出なかったんだろうと思いましたよ。フラットやスラップバックを多用した、かなりオリジナリティーの高いクラブパッシングルーチンで、非常に新鮮でした。ジャグラーが喜ぶタイプのジャグリングですね。ビデオがあるなら、繰り返し見てみたいルーチンです。見るたびに発見がありそうです。うーん、少しレベルアップすれば、IJAでも通用するんじゃないでしょうか。
- チャンピオンシップ。千葉大ポッサム旋風巻き起こる! 個人部門、チーム部門とも優勝はポッサム勢でした。
- 個人部門優勝の大野さんは正統派のボールトスでした。去年のチャンピオンシップでも十分うまかったですが、レベルアップの度合が著しいです。まだジャグリングをはじめて2年半とはとても思えない、激しいサイトスワップとピルエット。最後惜しくも決まりませんでしたが、7ボールの966までルーチンに入っていました。大野さんがすごいのは3ボールでも、かなり凄いこと。ワンカウントのビハインド、、、うーん、何というんでしょうか、頭の後ろから前方にまっすぐ投げて顔の前でキャッチするというトリック。ご本人も言ってましたがタイミングや軌道が微妙に違うと全然意味のない技になるそうで、かなりすごかったです。シャッフルやバッククロスのキレもすごい。こんなにナンバーズ系と3ボール系の両方でハイレベルな演技って、あまり見た記憶がありません。審査委員として最前列で見ていたディーツも身を乗り出して叫ぶほど興奮していました。会場の盛り上がりもすごくて、特に5ボールの6791344153(?)とかいうサイトスワップマニアもびっくりなパターンをやったときには、会場からはどよめきと、笑いが聞こえて来ました。もう笑うしかないって感じでした。飲み会の席でご本人に聞いたんですが、「5ボールのサイトスワップなら、よほど長いものでないかぎり、言ってもらえばその場でできますよ」とのことです……。うががが、そんだけ投げられたら楽しそう!
- チーム部門優勝は、ポッサムの鵜飼さんと、えーと、どなたでしたっけ。2人の名前を合わせた、uCauCaというチーム名だったような。で、これまた高度で新鮮なクラブパッシングでした。あれ……、ぼくは自分がパッシングをやらないもので、内容がよく思い出せません……が、すごかった……、ように思います! うかさんの銀ラメが入った衣装がかっこいいなと思いました。
- そういえば大野さんもそうですが、今回、会場でいろんな人に「ブログ読んでます」と声をかけていただきました。なんか嬉しいですね。更新を楽しみにしていますとか、情報が役立ってますと言ってくださった方もいるので、最近サボりがちだった更新を、また少し再開するかという気になりました。
- ここあさんと森田くんによるピルエット講座を受講しました。参加者は60〜70人ぐらいいたでしょうか。それだけの人数がぐるぐるやるので、かなり異様な光景でしたよ。ここあさんが「じゃあ、森田くん、今度はスローモーションで回ってみて」なんていうむちゃなリクエストを出し、一瞬ひるんだ森田くんが、真顔で動きを何段階かに分解して、ゆっくり回って見せたのには笑いました。ゆっくり回っても安定しています。特に参考になったのは腕の振りを回転のエネルギーに変えるやりかたです。腕を畳むときに、両腕をクロスするのではなく、片方の手は胸の当たり、もう一方の手は脇腹にむかって勢いよく振り落とす。この脇腹に落とすのがポイントっぽいです。回転力は蹴りの強さでも稼げますが、蹴りは反動も大きく安定させるのが難しいのかもしれません。そういえば、京大ドーナツの2回生(2年生)、浅野さんも、「あんまり蹴ってない」と言っていたような気がします。浅野さんはピルエットをきわめようとしていて、3回転がめっちゃ速くてキレイでした。身体のセンも細いので、ほとんど棒が回ってるようにも見えました。そうそうピルエット講座のおかげか、ぼくは3b1upトリプルがはじめて決まりそうになりました。かなり惜しい感じ。あいかわらずぼくは無理矢理系の練習をしているわけですが、3b3upを地道にやっていたら、それを見ていたまめぞうのうっちゃんに「キレイに回ってますね」と言われました。こういうの、嬉しいですね。
- ほめられたといえば、プロジャグラーの三好さん(ジャグラービット)にも「ブログみてますが、上達早いですねー」とほめていただきました。いや、もうぼくなんて体育館で7個をパカパカ投げてるジャグ歴2年や3年の若いジャグラーをみてると、うなだれるしかない中年だなと思うわけですが、それでも、こういう風に言ってもらえると嬉しいですね。ぼくもそうしないとなと思うんですが、もっと他人をほめましょう。1日に3人ぐらいほめましょう。絶対にほめるべきことはあるし、ほめられた人は、その言葉を大切に胸にしまって生きていくはずです。
- 三好さんは1997年にジャグリングをはじめたそうで、その当時は本当に情報が何にもなかったそうです。ナランハもなく、道具も売ってない。だから、ごくまれに接触するジャグラーと情報交換するのが貴重だったんだとか。いまはネットやDVDで消化できないほどの情報が溢れていますから、「新しい技を知ったときの感動」は薄れてしまってるのかもしれませんよね。少しずつ自分で開拓していく感じよりも、まず目の前に広々とした深い森が広がっていて、もうどのあたりを目指して何をしようかという感じですもんね。三好さんは、パソコンのシミュレーターでミルズメスを見て覚えたそうですが、映像や実物を見たことはなかったそうです。
- 今回、Shall We Juggleのカメラ委員として、かなりあちこち撮影していたんですが、うーん、いいカメラがほしくなりました。ていうか、今月末に発売予定のPENTAXのカメラを狙ってるんですが、ジャグリングとかジャグラーを撮るのって楽しいなと改めて思いました。今回は使ったカメラがイマイチで、ちょっと写真がダメダメで悲しいんですけど……(暗い場所を撮るには感度が高いカメラが不可欠なんですよね)。あでも、ビッグトスアップの写真がおもしろいです。拡大してみると、隠れキャラのように、いろーんなものが空中を舞っているのが分かります。その写真はツクリモノみたいにクリアに撮れました。そうそう、ディーツの友達のシャニーは、かなりのカメラおたくで、カメラ話ですごい盛り上がりました。カメラ上達の方法は、「まず写真教室に通うこと」だそうです。ははは、ぼくも通ってみようかな。課題を撮りまくって先生や生徒同士で撮った写真について語ったり批評したりするプロセスが重要だと言ってました。
- 失敗写真も含めると、写真はぜんぶで900枚程度、1.4ギガバイト分ぐらい撮りました。
- チャンピオンシップ個人部門2位は平野マサキさんでした。3個のコンタクトというんでしょうか、ボールをこねくり回す系の技がすごかった! 両手で3個を三角形にして、うーん、ルービックキューブを高速にかちゃかちゃやるような感じというんでしょうか、3つのポジションが、シャキーンシャキーンと音を立てて入れ替わるようなイメージです。ブレークダンスとか、マイムっぽい動きと組み合わさった視覚的に楽しいルーチンで、はじめてコンタクトジャグリングを見たときのような、かなり新鮮な驚きがありました。新しいジャンルとして確立する予感?
- チャンピオンシップ個人部門3位のウェィタォさんは、中国籍の大学生でシガーボックスでの入賞となりました。京大ドーナツでジャグリングに出会ったそうです。テクニカルにすごいという感じはしませんでしたが、とにかく見ていて楽しいルーチンでした。YMCAの音楽にのせ、箱をおいて「ワーイエムシッエー」と踊り出すときの表情と、「間」が絶妙で、会場はずっと笑いに包まれていました。あのYMCAの振付けを3度やったと思うんですが、あれは4度だったらやりすぎだし、たぶん2度では少ないし、あれは3度でちょうどいいんだと、言ってる人がいました。ぼくもそう思います。そういうパフォーマンス全体のバランスを取るのは、それはそれで難しいことでしょうから、3位入賞という評価になったのでしょうね。衣装もよかった。あそうそう、4シガーファウンテンとか3シガーのチョップとか初めてみました。ワロタ。あれは、かなり難しそう。
- チャンピオンシップでほかに印象に残ったのは、鈴木拓也さんです。全体がキレイにまとまっていましたし、細かい技のつなぎが、ぼくには新鮮に感じられました。3クラブの連続技といえば、ふつうは3投とか6投の同じ技をやって、また別の技に移るということが多いですよね。アルバートとトレブラ、バッククロスとアンダージアームの連続という例外もありますが、ボールほど、自由に組み合わせることは少ないように思います。鈴木さんの3クラブは、3ボール的な自由さがあったように感じました。ただ、全体にキレイにまとめすぎて、こじんまりしてしまった印象が残りました。ドバッと盛り上がる技とか、そこに向かって盛り上げて行く流れがなかったのかもしれません。ポーズが多かったのかな? かっこよ過ぎ? ヘンな言いかたかもしれませんが、「パンツぬいじゃえば?」と思いました。いや、パンツ脱ぐぐらい開きなおると、人って本当の力が発揮されるのかなって。あ、ぜんぜん的外れな批評ですか、すいません(笑)
- 東北大からチャンピオンシップに出場した、えーと、お名前が今手元に資料がなくてわかりませんが、眼鏡の方。細かいオリジナルトリックがふんだんに入っているし、技術力も相当に高かったので、見ていて楽しかったです。7531で5をクローキャッチするのとか「ォォ」と思いました。が、ほかの入賞者が「ドカーン」という盛り上がりがあったのに比べると、どうしても地味に見えてしまって、もったいないなと思いました。
- チャンピオンシップ個人の最後に登場した流山の飯島くんは、ステージと体育館での練習の差が大きく、見ていてちょっともどかしかったです。本人もステージ上で首をひねったりしていましたが、かなりドロップが目立ちました。緊張している風には見えませんでしたが、やっぱり「ステージには魔物が住む」でしょうか。まだ高校生だそうなので、これからですね。これからといいながら、6クラブとか投げてますが……。
- 特別賞の布施くん。コンタクトと、マイムっぽい動きで、パフォーマンスとしての完成度が断然高いなと思いました。見ていて楽しいし、安心感があります。見ている人を楽しませようという感じが伝わって来ます。代々木公園で何度か見ているはずなのですが、うーん、ぼくの目は節穴なので、ちゃんと見てませんでした。
- そうそう、実は個人部門の優勝はディアボロの小島さんに間違いないと思いました。2位3位が発表されて、残るはあと1人というとき、司会の池田さんが「審査員の全員がその名前を書いてくれました」と言ったとき、これは間違いないと思って、カメラを小島さんに固定していたほどです。といっても、大野さんの演技が入賞じゃないだろうと予想していたわけじゃありません。ぼくはトスが好きだしボールが好きなので、もちろん大野さんの演技がいいと思ったのですが、何と言うか、誰でも自分のやる道具をヒイキ目に見がちなのかなーと思ったんですね。それで大野さんの名前が最後まで出ないので、「やっぱりトス系は全体のレベルが高すぎて、あまり評価されないのかな」と思ったものでした。というわけで、小島さんの技のレベルや会場の盛り上がりからすると入賞を逃したのは意外です。途中でヒモが絡まって解くのに時間がかかったのが痛恨だったようですね。しかし、本当にすごいです。IJAで優勝したときの矢部さんも鳥肌が立ちましたが、今回のグルングルンひもを回しまくる技(ってどんな説明や……)には度肝を抜かれました。会場のどよめきも半端なかった。
- 代々木オリンピック記念青少年総合センターの施設はよかったですね。体育館は天井も高く、広くてキレイ。レストランやカフェも、ああいう施設の割に食べ物がおいしかったです。宿泊棟は可もなく不可もなく、うーん値段からすれば60点ぐらいでしょうか。宿泊費からすれば文句のつけようがないですが、ちょっと殺伐としすぎでしょうか。自分でシーツを片付けたり掃除したりするのが林間学舎とか部活の合宿のようで懐かしかった。宿泊費は、このあいだ出張で泊まったホテルの50分の1ほどでした。
- 歴代JJFチャンピオン+αが登場するナイトショーも、ゲストステージやチャンピオンシップと同じぐらい豪華でした。全員がチャンピオンなので当り前か。最近けん玉大会でも優勝したというボーダー(岡田琢己)さんのバランス芸は、やっぱりジャグラーにはないレベルの別世界の技量を感じました。
- 夜のヨネゲードショウでは……、ということは書けません。えーと会場の最寄り駅である参宮橋にはほとんど飲み屋がないので、庄屋に大量のジャグラーが押し寄せた感じになっていました。1つの部屋では10人がけのテーブルに20人ぐらいいたかも。そういえば、隣にいたグループは「911テロ陰謀説」を研究する人達で、あれはあれでキモい集団でしたね。あ、言っちゃった(笑)、きもいジャグラーの分際で。
- 5ボールエンデュランスに記念出場しました。自己ベストが4分ほどなので、5分を目指したんですが50秒(200キャッチ前後!?)ぐらいであえなく沈没。なんかまた5が下手になった気がします。うーんざり。5ボールでは個人チャンピオンの大野さんが30分ちょっと続けて優勝していました。1人また1人と落ちるなかで残る面子を見ていると、やっぱりうまい順番どおりになっている気がします。
- 3ミルエンデュランスでは1時間11分11秒で小島さんと、えーともう一人は、あれ、岡本さんって言いましたっけ(訂正:小林さんだそうです、失礼しました)、2人が優勝です。あまりに終わらないので、せーので1並びにしたということです。すごい。
- 今回、実行委員は100人を数えたそうです。仙翁師匠は、こんなふうに言ってました。「実行委員の子たちもね、みんなジャグラーのファンなんです。自分もジャグラーをやりたい。でもみなさんが楽しめるように準備したり、会場でみなさんを見守ったりしているんです」。師匠は「ジャグリングのファン」と言いたかったんだと思うんですが、始終「ジャグラー」と「ジャグリング」を混同していました。いや、それはさておき……。西川理事長はまたこう言ってました。日本ではボランティア活動というのが、なかなかうまく行かない。そんななかで100人もの人が協力を申し出てくれて、それで大会は成功した。ピーター・ガーバーも、実行委員のスタッフの人達が空港にまで迎えに来てくれたり、常に行動をともにしてくれたから自分達は安心して楽しめたと感謝の言葉を述べていました。まあ本当にそうだと思います。ありがたいことです。
- うーん、後はなんだっけな。そうそう、超ひさびさにクラブを投げました。クラブに触るのは2カ月ぶりだったのに、なぜか4クラブファウンテンで32→36→38→46キャッチと記録が伸びました。20〜30キャッチもけっこう出るし、はっきり自覚できるほど上達していました。上達していたというか、ほんの30分ほどの間にグググと伸びた音が聞こえた感じです。こういうのって珍しい。たぶん6ボールファウンテンとか左の3in1とか、高い4ボールファウンテンの練習が効いてるんだと思います。やっぱりトスは似ていますよね。JJF記念に1度だけ5クラブをフラッシュしてみましたが、どう投げていいのかまったく分かりませんでした。
- そうそう、来年のJJFは静岡で仮決定しているそうです。現在、体育館の手配中で、まだどうなるか分からないそうです。来年の実行委員長は米屋さんです。
投稿者 ken : 2006年10月10日 22:07
コメント
文章量がハンパない!!
西村さん鬼ですね。
今年のJJFは過去最高の盛り上がりでしたね。
まさに夢のような3日間でした。今年はヤバかった!
みんな感想書こうと思ったら、西村さんがほとんど
全部書いてくれちゃったんじゃないでしょうか 笑
ピルエットのワークショップ参加してくれてありがとう
ございました。森田君とは当日もほとんど打ち合わせが
出来ず、前準備なしで何を喋ったかも覚えていませんが、
参考になったと言ってもらえると少し救われます。
余談で舞台の話ですが、お客さんからは全く気づかない
照明が2列、真上と前斜め上に横にずらっと並んでいました。
(championshipは照明を若干落としたとの噂ですが)
言い訳は出来ませんが、この照明が特に上を見る
トス系やピルエット系全員の急所でした。この横2列の
照明どちらかと重なると、道具が面白いくらい消える消える。
その中で、トスで見事優勝をもぎ取った大野君!
フルメイク且つ2UPダブルを決めたマーカス!
その他素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた
演者達に感服です。
投稿者 ここあ : 2006年10月11日 00:25
うん、読むのに時間がかかりましたよ。
この3日間興奮しっぱなしで日常生活に戻るのに苦労しそうです。
>トーマス・ディーツが体育館で惜しみなく超絶技を披露していたのにたいして、マーカスは体育館では目立たなかっただけに、かなりダークホースでした。
いやいや、そんなことないですよ。体育館ではマーカスも超絶技を披露していましたよ。たんに周りを囲んでいたのがデビル使いしかいなかっただけで・・・。
>3ミルエンデュランスでは1時間11分11秒で小島さんと、えーともう一人は、あれ、岡本さんって言いましたっけ、2人が優勝です。あまりに終わらないので、せーので1並びにしたということです。すごい。
もうひとりは小林って名前ですよ。金沢大学の学生です。あれでジャグ歴1年半ですね。半年くらいで3ミルができるようになっていましたし、ボールを始めて9ヶ月くらいで7ボール70キャッチですって。去年はよく一緒に練習していましたが、練習量が半端じゃなかったですね。いやはや末恐ろしいこです。
投稿者 こいで : 2006年10月11日 00:49
撮影お疲れ様でしたー
マーカスは照明に凝ってセッティングにだいぶ時間が
かかっちゃいました。
布施さんのマイムはすごく美しかったですよね。
ショートしては一番の出来だったかもしれません。
土瓶の最後の芸はもともとが一つ鞠の芸にあるもので、
たしか「お染久松通いの鞠」と名づけられていたはずです。
ですから今回のは「お染久松通いの土瓶」なのですね。
あの芸を始めてみたとき目を疑いましたよ。
鞠でも十分インパクトあるのに。
目の前で土瓶の空中回転見てしまうと自分でもやりたく
なりますよ。でもやるならまずは五階茶碗、一つ鞠からだ
そうな。
ちなみに仙翁親方の獅子舞はもっと美しいです。
同じ所作なのにどうしてこれほど違って見えるのか?!
と疑問が起きるくらいです。
投稿者 くろせ : 2006年10月11日 09:06
獅子舞は、太神楽が来ると決まったときに若い人に一番見てもらいたいと思った演目でした。大好きです。見入ってしまっても年寄りってことないはずです。多分。
師匠の舞も以前みた覚えがあります。鳥肌な感じでしたね~。
投げ物の感想は若いひとにおまかせ。
投稿者 にしの : 2006年10月11日 12:20
お疲れさま&お世話様でした。
早々のリポート、昼休みにたっぷり読ませていただきました。
私は人の名前を覚えたり、技を細かく説明したりするのが苦手なので大変役立ちました。
ちなみにチャンピオンシップに出た東北大の青年は「嶋崎仁哉(まさや)」君です。JJF2003チャンピオンシップ第3位で、さらに昔はヨーヨーのチャンピオンとして有名な人なんですよ。
投稿者 ホゴノ氏 : 2006年10月11日 12:40
ここあさん、
ぼく書き過ぎですか(笑)
ワークショップはピルエット一般論と実演がいいバランスでよかったと
思います。あの森田くんのスローピルエットはよかった。
舞台の照明はジャグラーには鬼門ですよね。確かにチャンピオンシップでは、
照明かわったみたいですね。ステージ前方に出てくると演者の顔が真っ暗でした。
芝居などでは考えられない照明ですが、みんなほんと道具ばかり見てますしね。
こいでさん、
あ、やっぱり書き過ぎですか、ぼくは(笑)
> いやいや、そんなことないですよ。体育館ではマーカスも超絶技を披露してい
> ましたよ。たんに周りを囲んでいたのがデビル使いしかいなかっただけで・・・。
そっかそっか、なるほど。道具が舞い上がる時間が少ないので、ボールやクラブに
比べると、遠目で分かりづらいってだけのことだったでしょうか。
小林さんですか……、9ヶ月で7ボール70キャッチ!
それはすごい。あぐー。ディアもトスもすごいのかー。
くろせさん、
> マーカスは照明に凝ってセッティングにだいぶ時間が
> かかっちゃいました。
ははぁ、なるほど。でも、あれはセットする甲斐がありますよね。
あのサタデーナイトフィーバーな感じを出さないと!
> 布施さんのマイムはすごく美しかったですよね。
> ショートしては一番の出来だったかもしれません。
受賞で前へ踏み出すときに歩きのモーションをスローにしたりするのもよかった。
あれ、ずるいですよね、飛び道具って感じです、ははは。
> 目の前で土瓶の空中回転見てしまうと自分でもやりたくなりますよ。
うーん、どのぐらいでできるんでしょう……。
あれって染ノスケとかってやってましたっけ。土瓶を回すのはテレビで
見た記憶があるんですけどね。
にしのさん、
> 獅子舞は、太神楽が来ると決まったときに若い人に一番見てもらいたいと思っ
> た演目でした。大好きです。見入ってしまっても年寄りってことないはずです。
> 多分。
どうでしょうねー、なんとなく若い人にはピンと来ないんじゃないかなって
思いました。うーん。
ホゴノさん、
お疲れさまでした。飲み会ではいろいろお話、楽しかったです。
ぼくも名前を覚えるのは苦手で困っていますが、ただ、性格がいい加減なんですよ。
うろ覚えの名前を書いちゃうのでした。でも、誰かが訂正してくれたり
教えてくれたりするので、それでいいじゃん、ネットだし、とか思ってます(笑)
そっか、東北大の彼は有名人だったのですね。知らなかった、嶋崎さんですか。
ありがとうございました。
投稿者 西村 : 2006年10月11日 18:08
チャンピオンシップではビデオ撮影担当してました。
あの前方が暗いのがネックで、露出補正が利かず
前に出ると人が黒くつぶれてました。
土瓶の空中回転までどれくらいかかるものなのか
明日の教室の時にでも聞いておきましょう。
森田さんのスローピルエットはわかりやすくて良かった
ですねえ。おふたりのワークショップに出て、
ようやくスポッティングがどういうものか
わかってきた気がします。
投稿者 くろせ : 2006年10月11日 18:30
JJFお疲れ様でした。色々興味深い話が聞けて楽しかった
です。ブログにも名前を出していただいてありがとう
ございます。
日ごろの練習では上達しないとイライラすることが多いの
ですが、JJFに来て皆で練習したり色んなショーを見たり
すると、純粋にやっぱりジャグリングって楽しいなーという
気持になれるので、その気持ちを大事にして練習したいと
思います。
またブログの更新楽しみにしてます。
投稿者 三好 : 2006年10月11日 21:44
お疲れ様でした!
そんなこんなで来年度の実行委員長米屋です。
来年は夜だけではなくて昼もがんばりたいと思います。
投稿者 米屋 : 2006年10月12日 07:56
ジャグ歴1年半の高校生です。
JJFの記事、楽しく読ませていただきました。
ところで大野さんのサイトスワップは6791344"8"53ではないですか?
投稿者 ふゆ : 2006年10月12日 21:50
くろせさん、
森田くんの実演はわかりやすかったですよね。
とはいえスポッティングもピルエットも理屈より実践!
がんがん回ってがんがん吐きましょう!
三好さん、
こちらこそ、いろいろと興味深いお話ありがとうございました。
クラブの投げ癖矯正の話も、今後わたしも参考にしないとなと
思いました。
米屋さん、
> 来年は夜だけではなくて昼もがんばりたいと思います。
昼も夜もヨネゲード!
ふゆさん、
はじめまして、感想ありがとうございます。
> ところで大野さんのサイトスワップは6791344"8"53ではないですか?
うーん、そうかもしれません。飲み会の席でおお酔っ払い状態の大野さんに聞いたので、
よく分からなかったのでした……。ていうか、ふゆさんは会場で見て分かったんですか?
だとしたら、すごすぎ。
投稿者 西村 : 2006年10月13日 00:44
遅れましたがこちらこそはじめまして。
>うーん、そうかもしれません。飲み会の席でおお酔っ払い状態の大野さんに聞いたので、
よく分からなかったのでした……。ていうか、ふゆさんは会場で見て分かったんですか?
だとしたら、すごすぎ。
いえいえ、JJFには行ってませんよ。
ただ、サイトスワップとして成り立つようにするには1の部分を変えるのが一番自然だっただけです。
というか、どんな技か見たくてJuggle Masterに入れたら動かなかったので確かめてみただけです。
自分はまだ5ボールも120キャッチぐらいですので、まだまだですが、
いつかそういう狂ったサイトスワッパーになりたいですねー。
投稿者 ふゆ : 2006年10月13日 16:01
ふゆさん、
ああ、そりゃそうか。見て分かるわけないですね。
狂ったスワッパーなら、マルチも是非どうぞ。
かなりバリエーションが増えるようですよ。
投稿者 西村 : 2006年10月13日 18:44
土瓶演者の仙丸さんに土瓶の曲がどれくらい難しいものか聞いてきました。
撥の上にものを載せると最初はすぐに落ちてしまう。その状態
を苦にせず土瓶の練習だけ続けてしていれば、一ヶ月もあれば載るようになるだろう。それから先はその人しだい。
ちょっとやってみたいかも。
投稿者 くろせ : 2006年10月18日 18:15
なるほど、1ヶ月ですか。4ボールファウンテンぐらい
でしょうか。うーむ。
投稿者 西村 : 2006年10月19日 19:34