« 2007年04月 | メイン | 2007年06月 »
2007年05月27日
最初の一歩
1週間ほど前、ふと見たら満面に笑みをたたえたまま1歩、2歩と歩きだしたのでビックリした。「あっ」と叫ぶと、むしろその声に驚いて凍り付いてしまった。
とうとう踏み出したなと思って見ていたら、みるみる間に歩行距離を伸ばし、2、3歩だったのが5、6歩となり、すぐに十数歩は歩くようになった。この勢いだと1才になるまでに走り出しそうで楽しみだ。




2007年05月20日
レンズ沼
またレンズを買ってしまった。明るくて広角の単焦点レンズ、「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」。kakaku.comで最安値の3万9370円。ビックカメラだと4万9000円の10%還元だから5000円ぐらい安い。
これまで使っていた50mm/F1.4に比べると、のけぞらなくても広い範囲が写るので、室内でも使いやすい。



2007年05月17日
出張雑感
サンフランシスコ出張は、今までしてきた出張の中でも、もっとも収穫の多いものの1つとなった。イベント、インタビュー、向こうの会社の人たちとのざっくばらんな話など盛りだくさん。現地で出会った他社やフリーランスの同業者との話も、非常に刺激的だった。海外出張は移動にも現地での活動にもエネルギーと体力を使うので、行く前には「やめておけば良かった」と思うことも少なくないけど、戻ってくるときにはたいてい「行って良かった」と思えるもの。
帰りのフライトは11時間。そして成田から家まで2時間、睡眠11時間というわけで全部を足すと、ちょうど24時間。丸一日じゃん。
フライトの11時間で4本+1本弱の映画を見た。
「The Holiday」。どうでもいいラブコメディ。LAで映画のトレーラー制作を生業とし、夫と別れたばかりのヒステリックなアマンダと、ロンドン郊外で出版社勤めの振られ女のアイリスが、休暇期間中だけ家を交換するという設定。新しい出会いがあり、非日常があり、心暖まる交流がある。ジュード・ローが、すごくいい味を出している……、というのはあるけど、これを映画館で見せられた怒るわな。それにしても、英語と米語が混じると、確かに英語が聞き取りづらいという気がしなくもない。
ロッキー・ザ・ファイナル。晩節を汚すというほど悪い映画じゃないのかもしれないけど、スタローンが、これを何のために作ったのか分からない。ファンはあれで満足するんだろうか。全体にトーンが淡々としている。息子に伝えた人生訓について自ら範を垂れるためにリングで何度も立ち上がるという筋書きも、何というか取って付けた演出という感じ。実際、ストーリーの中でも中途半端に取って付けたように挟まれている。後から足したんじゃないかと疑ってしまうぐらい。いずれにしろ「ロッキーという映画をもう1度作る」ために、ストーリーや演出を考えたっぽい感じが強い。中途半端なヒロイン役のおばさんとの関係も、意味不明。それにしても最近の映像は、デジタル処理のおかげで深い色合いの凝った映像が増えたなぁ。こってりした夜のスラムにたたずむ初老のスタローンの姿は、なかなか絵になっていた。
痴漢冤罪事件をテーマにした邦画、「それでもボクはやってない」(I just didn't do it)。裁判シーンなんかの演出のために、よく取材したらしく、取り調べや裁判のやり取りに妙にリアリティがある、ように思う。問題提起の仕方もいい。日本の司法制度が抱える矛盾や課題を、弁護士役の役所広司が無理なく語っている。日本映画を英語字幕で見るとどんなもんかと思って、そういう好奇心で見た面もあるけど、ああ、日本語というのは文法や語彙というレベルじゃなくて、もう1段上のレベルの談話構造という部分でも英語とは根本的に違うんだなと改めて思った。日本語の会話をそのまま翻訳しても英語っぽくはならない。いや、言語なのか文化なのかは分からないけど。
オダギリジョーのロードムービー「BIG RIVER」。まあ、酷い。僕ぐらいの年齢になってしまうと世界を旅する若者という設定だけでも、痛々しさというか、気恥ずかしさを感じる。こともあろうに、それを格好良いことだとでも言わんばかりの演出で映像にしてしまう恥ずかしさ。文無しで砂漠でヒッチハイクというアナクロとナルシシズム。「東へ向かうよ」ってさ、いつの時代だよ。これが映画なのかと驚いた。驚きながら30分ほど我慢して見続けてみたけど内容ゼロ。オダギリジョーの英語もひどい。
経済的、社会的などん底から億万長者になった実在の人物を元にした「Pursuit of Happyness」。HappinessではなくHappyness。妻に逃げられ、幼い子と2人。残金21ドルのどん底に落ち、これから成功が始まるというところで飛行機が着陸体制に入ってしまい、映像がとぎれた。むはー。Amazon.comで中古DVDを購入。
2007年05月10日
懐かしのサンフランシスコ
出張でサンフランシスコ。1年近く住んだ街だから懐かしい。6年ぶり。あんまり変わってない。季節外れの猛暑だったと思ったら、翌日はしとっとした冷たい空気で肌寒い日だったりするというよく分からない気候も変わってない。

2007年05月02日
ディストーション
光学的なディストーション(ゆがみ)というのが、よく分からない。広角レンズだと、周辺が「流れる」とか「ゆがむ」とよくいうけど、あれが正確に何を指しているのかイマイチ分からない。
以下の写真はレンズのゆがみ(タル型のゆがみ)を補正しただけのもの(1枚目)、平行線を無理矢理平行に補正したもの(2枚目)、さらに遠近感を変えて無理に建物の正面(長方形)が長方形となるように補正したもの(3枚目)。
3枚目は、ぱっと見ただけでも違和感が。



写真の建物は目黒の庭園美術館の旧朝香宮邸。アール・デコ様式の不思議な魅力を持った建物で、中もおもしろい。「大正シック」という展覧会をやっていて、大正時代の絵画、装飾美術、着物、流行歌の本が数多く展示されている。西洋絵画や写真表現に毒された目には、パースの狂った絵画がとても新鮮に見える。
うまくレタッチして日本画のような雰囲気を持たせた写真表現っていうのもありじゃないのか? と、思った。

上の作品の下段左から2番目の「T夫人」の構図で試してみた。ポイントは、元の写真でタイルの線が斜めに走っているものを、写真の2次元構図において、すべて垂直・水平に変換してしまうところ。脚が不自然に切れているけど……。

