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2006年02月24日

学生ベンチャー

学生ベンチャーの代表が来社してプレゼン。採算分岐点のことを尋ねたら、やや口ごもったりして、ビジネスマンとして見ると、少し頼りない感じだけど、大学4年生としてみると信じられないぐらいシッカリしている。今どきの学生さんはすごい。統計上の数字として、ベンチャーが増えているとは聞いていたけど、実例を見ると実感がわく。

ターゲット層の生活スタイルを変えて食い込むというんだから、たいした度胸だ。「電車のなかでボーッとしている人が多い。あるいは運動している人の頭は動いていない。そこに向かって音のコンテンツを出していきたい」という話。確かに消費者の行動様式が変わって大成功するかもしれないけど、行動様式が変わると確信する起業家の信念というのは、たいてい根拠がない。それでも絶対みんな使ってくれて喜んでくれるはずと信じてやる。

若くて思慮が浅いぶん思い切ったことができるのか……。

一方、こういうとき、たいした思慮もなくネガティブな意見しか言わない人間も多い。企業の中堅には特に多い。それは会議で新しい企画が出たとき、「そんなのうまく行きませんよ」と言っておけば、賢くみえるからだったりする。実際ほとんどの新アイデアや挑戦は失敗に終わる。8割が失敗に終わるんだから、「うまくいきませんよ」と言った人間は「ほらね」と言うばかり。でも、そんなチキン野郎の言うことばかり聞いていたら、既存のビジネスがシュリンクするにつれて会社は活力を失っていく。成功したビジネスの多くは、最初みんなが懐疑的だったものであることも多いはず。

一生懸命な学生ベンチャーのプレゼンを聞いていたうちの1人が、さもめんどくさそう、忙しそうに、「じゃ、こんなところで今日の話は……」と、その場を閉じようとしたことに、ぼくはムッとしたりする。忙しいのは何もアナタだけじゃないし、5分や10分、若い人の新しい話を聞けないようなオトナってつまんない。正直、ぼくも音コンテンツビジネスの前途は多難だなと思ったけど、むしろアイデアは順当だし、立ち上げのタイミングとしてはすごくいい。可能性もないわけじゃない。

バタバタと会議室を出て行く人たちに、深々と頭を下げて「よろしくお願いいたします」と言う学生さん。こういう人に、がんばってほしいなと思った。

投稿者 ken : 2006年02月24日 23:31

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コメント

幸いなことに変なアイディアを聞くのが好きな人の多い職場(?)にいます、が、それでも堅い・固い・難い人はたくさんいますね。。
2:8の原理と良く言いますが、実感としての失敗は8割どころではなくて、多分9割9分。それでも残った1%が10割5分がんばってくれるので世の中なんとか動いているんでしょうね。消費税を取られても (^^;

投稿者 にしの : 2006年03月11日 00:07

I’d be inclined to pass on with you one this subject. Which is not something I typically do! I love reading a post that will make people think. Also, thanks for allowing me to speak my mind!

投稿者 Jess Fury : 2010年12月06日 09:26