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2005年11月25日
ムネオ
ビデオニュースドットコムの丸激トークは相変わらずおもしろい。鈴木宗男衆議院議員が自分の言葉でガンガンしゃべる「鈴木宗男は何と戦っているのか」みたいな番組は、やっぱりネットならではだなと思う。週刊誌で対談したりして、最近また露出が増えているとはいえ、これほど本人にしゃべらせるようなメディアは、ほかにないんじゃないだろうか。
鈴木さん、物事を原理に沿って是々非々で議論できる人だし、何も不明瞭なところがない。これほど悪い方向に誤解された人がいるいっぽうで、単なるカンチガイから良い方向に誤解されている小泉さんが、すごく好対照をなしているように思える。
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2005年11月20日
iPod購入
ビデオ対応のiPodを購入。30GB、白。ジャグリングのビデオをガスガス入れて、むっひっひ。しかし、iTunesってよくわからん。
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2005年11月19日
フィクションか……
『県庁の星』という本、うっかり間違えて買ってしまった。脚色はあるにせよ基本的に実話にもとづくノンフィクションだと思った。
県庁勤めのエリート役人が、「民間研修」とやらでスーパーマーケットに丁稚奉公同然に出され、その行った先で使えなさっぷりを発揮。年下のパートに怒声を浴びて自尊心ずたずた、というような話……。おもしろそうだなと思って買ったけど、完全なフィクションとわかっていたら買わなかったのに。
帯には「手に汗握る役人エンターテイメント!」とあって小説とは一言も書いてない。外見上フィクションだとわかるようなことは、どこにも何にも書いてない。唯一、小説の最後の最後のページにゴミみたいな字で「*この物語は、フィクションです」というおきまりの文句が印字されているだけ。ぱらぱらと立ち読みで中を見たときに気づかなかったぼくも間抜けだけど(冷静に考えてみれば設定からしてフィクションだ)、なんか騙された気分。
小学館の書籍編集部を責める気はないけど、激しく脱力。なんでオレが三文文士風情のカタルシス妄想に付き合わなきゃいけないんだ。
本をホイホイ買いすぎるのがイケないのか。
でも、来年2月末からドラマ化も決まったらしいし、世の中、どんな本が売れるのかという視点で読んでみないといけないような気がしてきた。10万部とか20万部を狙って書くというのは、どういうことか、ドラマ化される物語ってのは、どういうものか。
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2005年11月18日
ヨーカ会
久しぶりのヨーカ会。赤坂のウェストパークカフェへ。すごく珍しいことに20時集合の号令で、8人ほどがちゃんと集まった。まあ、みんなもういい歳だし、23時集合とかと言われても困るよねってのもあるのかもしれない。ぼく的にも、最近は朝方生活がすっかり定着しているので、このぐらいでちょうどいい。仕事だって、ちゃんとやれば早く片づくもんだ。
岩手からテレビ関係のJさん、Sさんが参加。どういう繋がりなのか、カプコンでバイオハザードの音楽を作っていたというSさんも。
“IT戦士”でプチ有名人となったOさんが二次会から参加。発言が控えめというか地に足がついているというか、ものすごくシビアでクールに自分を取り巻く環境を見てるんだなってのが印象的な人。まだ若いのに野望とか夢とか曖昧な言葉がないっていうのは、けっこうすごいことだと思った。就職氷河期を生き延びた人たちは、氷河期を生き延びた小型ほ乳類のように、ややチンマリするのかもしれない。よく言えば分を弁えていて、悪く言えば覇気がないってことだろうか。覇気がないぼくが言うのもなんだろうけど。
3時半、タクシーで帰宅。
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2005年11月14日
神楽坂
一時期だけ上司だったSさんを誘って食事へ……、と思って待ち合わせ場所へ行ったら「バーか何かでいいよね」と言われ、神楽坂の普通のバーへ。お腹が減っていたのでパスタを……頼もうかと思ったら、ピザのほうが良さそうに思え……、さらにカツサンドに目移りして、結局カツサンドとポテトとコロナビール。なんと、今月は2度もお酒を飲んでしまった。禁酒を、やめたわけじゃないけど。
Sさんの近況は思ったよりも明るいものだった。楽しそう。いいことだ。レシートを手にしながら「こんなのゴミみたいなもんだから」と驕ってもらった。羽振りがいいって、まさにこういう状態だと思った。ゴーストライター業って、一発あたるとン百万円らしい。実はフリーランスのライターというのは、コンサルティングだったり、翻訳だったり、ゴーストライティングだったりと、表の顔とは異なる基幹業務をもっているのが、ふつうのビジネスモデルだったりするようだ。雑誌のページ払いの原稿料で食える人って少ない。
とりとめもなく業界の話をしたり、仕事や会社の話をしたり。
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2005年11月12日
いちょう祭さんぽ
外苑の銀杏並木を散歩。最近使い始めたACDSeeという画像管理ソフトでアルバムを作ってみた。
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2005年11月11日
非常に言いにくいことなんですが
バリバリと仕事で文章を書いていたら、とつぜん愛用しているテキストエディターがエラーを吐いた。お茶目なメッセージを出すのは前々から知ってたけど、今日のは思わず笑ってしまった。
「非常に言いにくいことなのですが、ファイルがなくなっちゃいました。xxxxに保存してあるので自力でなんとかしてください」だと。

ネットワークドライブ経由でファイルを使っていたので、何かの拍子で見失ったか、実際にネットワークが切れたかしたんだろうけど、ビックリした。
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2005年11月09日
佐藤続編
佐藤優『国家の自縛』(産経新聞出版、2005)
『国家の罠』に続く、元外務官僚にして刑事被告人の期待の続編。前作が明確な目的意識と詳細な記述によって構成された緻密な本だったのに対して、こっちはややフォーカスがぶれた印象がぬぐえない対談になっていた。対談だからぶれているというより、カバー範囲が広すぎる。散漫とは言わないけど、トピックがやや総花的すぎるようにも思える。対談相手として話を引き出した正論の編集長が言うとおり、「佐藤の頭のなかをごろりと示した」ような、そんな本。
総花的にならざるを得ないのは、日本の外交を語る上で、あまりに現在の日本(おもに外務省の)の問題が多岐にわたるからとも言える。高い教養と学識、それに長年の情報活動に裏打ちされた分析力で、ばっさばっさと多方面の国際情勢を料理してくれる。
この人、本当にしびれるほど頭がいい。よってたつ行動原理や原則が一切ぶれないという、そのすがすがしいまでのプロ意識にもしびれっぱなし。何より、すべての行動や思考が、自己の深いところから出てきているのだという、そういう感じ、その人間としての深みが、外交上の彼のドライなプラグマティズムに、よりいっそうの説得力をもたせているように思う。彼の深奥にあるのは何だろうか。本人は深い哀しみだと言ってるけど、それがどういう意味かはぼくにはよくわからなかった。
外交課題や繊細で複雑な政治問題の話もおもしろいけど、やっぱり佐藤優という人間がおもしろい。だから、彼の本は売れたんだと思う。
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2005年11月07日
下流
三浦展『下流社会――新たな階層集団の出現』(光文社新書、2005)
なんかドキッとするようなタイトルだけど、実は「下層」じゃなくて、「下流」ってところがポイントらしい。別に貧困だとか、身分的に下とかじゃなく、現代日本には上昇志向が強い一握りの層と、その他大勢の、中流から滑り落ちていくことに甘んじる階層集団に分化しているという話。下流の人々は、概して人生に消極的で、そのときが楽しければいいという享楽的な生き方しかしない。
森永卓郎の300万円収入本もそうだけど、こういう人たちが指摘する以前から、日本で経済格差が広まっていることはつとに指摘されていたわけで、ジニ係数がどうとか、所得の配分がどうとか、そういう統計的なことでは、新しいことを言ってるわけではないし、むしろ統計分析の部分では、この本はむしろ「下流」としか言えない。アンケートの信頼性は低く、インタビューのやらせ度はひと目見て120%を超えているとわかるほど。
それでも、この本はなかなかにおもしろい。SPA!(は、ちなみにホワイトカラーのうち下流の人々が読む雑誌)の特集を延々と読んでいるような、そんな感じの本だった。無責任で直感的で感覚的なお話ばかり。でも、なんだか、「そうそう、そんな気がするよ」と思わせる説得力があるし、「○○系」というライフスタイル別のクラスターのネーミングセンスがいいし、それらの人々の記述も「あー、いるいる。そうそうそういうヤツら」と思わせるものがある。ぼくは明らかにロハス系に分類されるけど、まああんまりそう考えると自己暗示にかかるのでよくないし、当然そうそう截然と人間が分類できるものでもない。
中流がなくなる以上、今までのような万人向けの物作りや情報作りをしてもしょうがないわけで、明確に下流向けと上流向けを意識しないとね、というのがマーケティング畑を歩いてきた著者のメッセージのひとつ。日清は近々、100円のカップヌードルを下流に向けて出すらしい。高級カップ麺で成功してきた日清だけど、もはや人々は300円のカップラーメンさえ買ってくれないんだとか。
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2005年11月03日
バルセロナ3日目
バルセロナ3日目。引き続き取材をあれこれ。夕方にはカンファレンス終了。昼休みに写真や原稿も送り終わったので、夕方から少しだけフリーの時間ができた。
ひとまずホテルに戻って荷物をおいたら、すぐにタクシーを拾って「サグラダ・ファミリア、パルファボール」。サグラダ・ファミリア前で記念にジャグリングしてきた。通り過ぎる人々が不審者を見る目つきで見ていたけど、あまり気にせず。
夜は日本から来ている関係者と食事。EZナビで採用されているナビのグローバル版がスペインで威力を発揮。作った本人たちが「これ、使えるよー」と感動してた。
後ろから撮った全景。工事中という感じがよくわかる。完成は100年後とか200年後とか言われてるらしい。
カタロニア地方は、スペインという国から(経済的打算もあって)独立こそしないものの、自治権を強く主張している。カナダのケベックみたいなもんか。
投稿者 ken : 23:41 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月02日
バルセロナ2日目
バルセロナ2日目。取材いろいろ。夜はまたパーティー。美術館のホールを借りて盛大に。200~300人はいるかという繁盛ぶり。フラメンコはいいとして、あまりにうるさいライブの音楽と、タバコの煙に辟易して早々に退散。いろんな国の人にケータイ事情を聞けたけど、けっきょく日本から来ている人たちの話がいちばんわかりやすい。こちらの立場や日本の事情といった違いをわかっているから当然か。
疲れた。
投稿者 ken : 23:49 | コメント (0) | トラックバック
2005年11月01日
バルセロナ
パリ経由でバルセロナへ。途中で飲んだ睡眠薬のドリエルが効いたのか、飛行機ではぐっすり眠れて、13時間+1時間待ち+1.5時間のフライトも楽々。こんなに楽な飛行機の旅も珍しい。ヨーロッパってこんなに近かったっけ。
空港からタクシーでダウンタウンへ。ホテルに到着後、レセプションパーティーまでの間に周辺を散歩。ホテルで無線LANが使えないのでLANケーブルを求めて電気街らしきところを目指す。えらく高級なホテルなのにフロントに聞いたらLANケーブルすらもってないとか。というか、LANケーブルさえ持ってきていない自分に愕然。
18時。大通りには観光客がいっぱい。大道芸人もいる。ジャグラーがいない。残念。いきなり初めて来た国で薄暗くて狭い裏通りを通るのも何だと思ったけど、ほかに電気街への近道もないので、グリグリと狭い路地裏を歩く。ボール遊びに興じる子どもたちや、カフェでノンビリしている人たちとか、ふつうの生活のにおいがする。路地を挟んでそそり立つ、古びたマンションには洗濯物を干している妙齢の女性や、ただ広場を見下ろしているだけの老人なんかがいる。広場でスケボーをする何となく悪ガキっぽそうな若者たち、それをなぜか見ているたくさんの若者たち。
さすがシエスタの国(というのは、すでに偏見らしい)、19時ともなると、もう観光客相手の店と食べ物屋をのぞいて店はやっていない。がっかり。
ホテルへ戻って、待ち合わせ場所の隣のホテルへ。N社広報担当が2人、ドイツとアメリカから来たプレス関係者が2人。4人が4人ともフライトはどうだったか、何時間かかったかと連続で同じ質問をするので、4人目のときにドイツ人の彼が「もうその質問は4回目だよ」と言って笑った。
港のほうにある小洒落たクラブでレセプションパーティー。50~60人か。すごい熱気。どんちゃん騒ぎというわけじゃないけど、イヤにうち解けて盛り上がった雰囲気。みな若々しく、アイデアもバイタリティもありそう。勢いのある業界というのは、何か人の目が違うもんだ。そこここで情報交換する声やビジネストークが聞こえてくる。
11時半。まだこれからフラメンコダンスだの何だのがあるという話だったけど、さすがに眠いし疲れたので日本法人の関係者と一緒にホテルへ。